天野喜孝展 | あさひのブログ
兵庫県立美術館で開催されてる天野喜孝展へ行ってきました。

天野さんはゲーム「ファイナルファンタジー」のイメージイラストで有名なイラストレーター・画家。元はタツノコプロのアニメーターで、ガッチャマンとかヤッターマンとか手がけた人。
SF、ファンタジー系の小説の挿絵を多く手掛けてて、私はそっちの挿絵画家のイメージの方が強いです。

本格的な展覧会の構成になってて最初はアニメーターの頃の作品、それから小説の挿絵、ゲームのデザイン画、後半は特に大型の作品を並べてありました。
アニメーターの頃のは劇画調で、だけどドロンジョさまとか既に耽美系なのよねw

挿絵原画が私個人的には超懐かしい&感動もの。私は初期のアール・ヌーヴォーぽさの残る淡い色合いの作風の頃が好きで、その最たるものだと思うのが栗本薫のグイン・サーガ26巻「白虹」の表紙。後光が差してる女神のようなアムネリスを描いたもの。これの原画が来てたのです!きれいだった!美しい!まさに光の公女!グインの挿絵は多分天野さんがナリス贔屓なんだろうなと思うほどナリスが多かったイメージだけど、展示されてるキャラはほぼまんべんなくいましたw 筋骨隆々のグイン陛下がステキすぎる。
あと菊池秀行の"D"シリーズね。これも私は本当に初期の頃の絵が好き。なんかDが耽美系に描かれるのって小説内のキャラのイメージと違うからビミョーだなと思う。
あとは田中芳樹の「創竜伝」「アルスラーン戦記」や夢枕獏のキマイラシリーズのも数点あったかな。
海外のファンタジー「ライオンボーイ」の表紙が数点あって、天野さんが描く動物というと虎とかライオンみたいな猛獣もしくは鳥というイメージだったけど、この表紙には犬や猫にブタといったかわいらしい動物も多く描かれてて、猫が!猫が多くてしかもカワイイ!いろんな種類の猫が変なポーズというかすごく生き生きとして動きのある表情で描かれてて、これは猫飼い必見です。(°∀°)b

ゲームのデザイン画はファイナルファンタジーの最初の方はわかるけどおばちゃん最近のはさっぱりわからないw でもやっぱりここの区画が一番人が多くて大人気でした。大目玉にコウモリの羽根が生えたようなモンスターの絵が、なんかペットみたいにキュートに描かれてたのが印象的。不気味なんだけどかわいらしいっていう妙。

大型の作品としては画集「飛天」「魔天」の表紙みたいな古いのからごく最近のまで。屏風仕立ての本当に大きいものも。で、この区画のは赤、黒、金の和風の色彩が混沌と渦巻く耽美系な作風のものが多いので、なんか、なんていうか、目がチカチカするw この和でど派手な作風になってから私ちょっと引いたのよね…。

でも最後は一転して、超ポップなアクリル画が並ぶ、写真撮影OKの区画。



カワイイ!!
今はこんな作風なんだー。これは好きだなー。

なお入場券は絵柄が三種類から選べます。私はやっぱり"D"にしました。



天野喜孝展
6/27(土)~8/30(日) 兵庫県立美術館

兵庫県立美術館
駅から結構歩きます。




長いものに巻かれろ