どの企業でも企業の中でよく耳にする話しで
「社長が言ってる事は分かるが現場は違う」
「問題は現場にしか分からない」
よくありますね。
確かに社長や役員など経営層が言う事と社員が言う事の違いは当然あります。
そしてまたそれが不満となる事も多々あります。
そもそもはたして経営層と社員が言う事が同一である必要はあるのでしょうか?
実は課題のレイヤー(階層)は別れていて当然ですね。
経営課題と現場課題を端的な違いで言うと例えば粒子と違いがあります。
抱える課題の大きさの違いですね。
経営層が
・我が社はこんなサービスや事業を通してこんな社会にして行くんだ!
と言っても実際サービスのトップに立つのは社員の方がほとんどです。
そこから現場層が
・このサービスはこんなコンテンツでこんなプロモーションを打ち出し○年後にこんな収益を出すんだ!
と日々奮闘するのです。
この様にそれぞれ抱える課題の大きさは違い、それにより役割も当然変わってくるものです。
ついつい「経営層は現場の事も理解せず無理難題ばかり押し付けて!!」と文句を言いたくなりますが、そうではありません。
それぞれの役割に応じたそれぞれの課題に向き合う事が重要です。
何より経営層が示す方向性に対してマネージャ層が具現化し、メンバー層が実行していく。
この一連に一貫性があれば根本は全員同じ気持ちで、強い組織へと変革していくと考えます。
【課題にはレイヤーが付きもの】であると考え、経営層が考える会社の未来を考えれば、今行っている業務もより価値のある業務になるかもしれませんね。