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徳永式3日間で視力回復!1.5視力回復プログラム
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冷たい感じを受ける病院の施設を絵画などで彩る「ホスピタルアート」に取り組む動きが医療の現場で広まっている。患者や医療スタッフの不安や緊張を和らげようと欧米で始まった。国内で約10年前から取り組み、先駆けとなった大阪府吹田市のNPO「アーツプロジェクト」(森口ゆたか代表)は、関西の病院を中心に約20カ所で癒やしの空間を生み出している。【宮嶋梓帆】
◇目をきらきら、元気な表情に
大きな木と揺れるブランコ、空を舞う打ち上げ花火--。9月1日、京都市山科区の洛和会音羽病院(松村理司院長)の一角にある「子ども広場」の壁いっぱいに描かれた絵を前に、1歳9カ月の男児が「はいはい」をしようと手足をいそがしく動かしていた。男児は急性脳症の後遺症があり、治療を受けているという。八上隆行医師(39)は「目をきらきらさせて、本当にうれしそう。こんなに元気な表情はこれまで見たことがない。絵が描かれているだけで、これほど違うとは驚き」と目を細めた。
今回、同プロジェクトが手がけた壁画は、季節の移り変わりに伴って「変化」する。
◇絵柄替えれば四季の移ろいも
今、部屋の壁のあちこちに描かれている花火は、赤やオレンジ色などのマスキングテープを用いており、容易にはがすことができる。秋になれば、花火は消えて「おいしい食べ物」をテーマにした絵柄に切り替わる予定。「病院内にいても、患者さんらに春夏秋冬の移ろいを感じてもらうことはできないか」という病院側の意見を受けて生まれた企画だ。
同プロジェクトのスタッフで、京都造形芸術大大学院生、宮崎みずほさん(22)は「絵柄を切り替えることを考えて壁に直接、絵を描くのは最小限に抑えた。想像力次第で、いろいろな雰囲気を生み出すことができる空間にしたかった」と説明する。
宮崎さんがホスピタルアートに携わるきっかけの一つは、高校時代の約4カ月間の入院生活の経験。生活の場となった病室は、真っ白な壁や銀色のパイプベッドなどのせいで冷たく感じた。入院中の子どもたちは、病室のベッドの周囲にぬいぐるみや絵を飾って、居心地のいい空間にしようと工夫していた。「病院が、もっと明るい場所だったら、気持ちも楽になるはず」と実感した。
マスキングテープなどを使った壁画の制作では、患者や医療スタッフにも参加してもらうつもりだ。宮崎さんは「一度、絵を描いて終わりではなく、院内のみんなで継続して取り組めるようになれば交流も生まれる」と期待を膨らませる。
◇新たな交流に期待 乳がん検診装置にも
ホスピタルアートの取り組みは、壁などだけでなく、医療機器でも行われている。
京都市北区の京都ブレストセンター沢井記念乳腺クリニック(新藏信彦院長)では、乳がんの検診に導入されているマンモグラフィー(乳房のエックス線撮影)装置に彩りを加えた。
乳房を板で挟んで検査するマンモグラフィー検診は「痛い」というイメージから敬遠する女性が多い。同クリニック放射線技師の梶原万里子さん(31)は「ストレスで検診前に過呼吸を起こしたケースもある。機械が持つ冷たい雰囲気を和らげたかった」と語る。
精密機器のため、影響を考えて直接絵を描くことは避け、草花や蝶のかたちに切ったカッティングシートを張ることにした。壁には生い茂る木やウサギを描き、森林のような安らぎを感じる空間を目指したという。
同プロジェクト理事の室野愛子さん(31)は「機器のメーカーが装置を製作する段階なら、塗料を使って直接、絵を描くこともできる。メーカーなどにまで理解が広がり、アートと医療の現場との関係がもっと密接になってほしい」と話している。
◇目をきらきら、元気な表情に
大きな木と揺れるブランコ、空を舞う打ち上げ花火--。9月1日、京都市山科区の洛和会音羽病院(松村理司院長)の一角にある「子ども広場」の壁いっぱいに描かれた絵を前に、1歳9カ月の男児が「はいはい」をしようと手足をいそがしく動かしていた。男児は急性脳症の後遺症があり、治療を受けているという。八上隆行医師(39)は「目をきらきらさせて、本当にうれしそう。こんなに元気な表情はこれまで見たことがない。絵が描かれているだけで、これほど違うとは驚き」と目を細めた。
今回、同プロジェクトが手がけた壁画は、季節の移り変わりに伴って「変化」する。
◇絵柄替えれば四季の移ろいも
今、部屋の壁のあちこちに描かれている花火は、赤やオレンジ色などのマスキングテープを用いており、容易にはがすことができる。秋になれば、花火は消えて「おいしい食べ物」をテーマにした絵柄に切り替わる予定。「病院内にいても、患者さんらに春夏秋冬の移ろいを感じてもらうことはできないか」という病院側の意見を受けて生まれた企画だ。
同プロジェクトのスタッフで、京都造形芸術大大学院生、宮崎みずほさん(22)は「絵柄を切り替えることを考えて壁に直接、絵を描くのは最小限に抑えた。想像力次第で、いろいろな雰囲気を生み出すことができる空間にしたかった」と説明する。
宮崎さんがホスピタルアートに携わるきっかけの一つは、高校時代の約4カ月間の入院生活の経験。生活の場となった病室は、真っ白な壁や銀色のパイプベッドなどのせいで冷たく感じた。入院中の子どもたちは、病室のベッドの周囲にぬいぐるみや絵を飾って、居心地のいい空間にしようと工夫していた。「病院が、もっと明るい場所だったら、気持ちも楽になるはず」と実感した。
マスキングテープなどを使った壁画の制作では、患者や医療スタッフにも参加してもらうつもりだ。宮崎さんは「一度、絵を描いて終わりではなく、院内のみんなで継続して取り組めるようになれば交流も生まれる」と期待を膨らませる。
◇新たな交流に期待 乳がん検診装置にも
ホスピタルアートの取り組みは、壁などだけでなく、医療機器でも行われている。
京都市北区の京都ブレストセンター沢井記念乳腺クリニック(新藏信彦院長)では、乳がんの検診に導入されているマンモグラフィー(乳房のエックス線撮影)装置に彩りを加えた。
乳房を板で挟んで検査するマンモグラフィー検診は「痛い」というイメージから敬遠する女性が多い。同クリニック放射線技師の梶原万里子さん(31)は「ストレスで検診前に過呼吸を起こしたケースもある。機械が持つ冷たい雰囲気を和らげたかった」と語る。
精密機器のため、影響を考えて直接絵を描くことは避け、草花や蝶のかたちに切ったカッティングシートを張ることにした。壁には生い茂る木やウサギを描き、森林のような安らぎを感じる空間を目指したという。
同プロジェクト理事の室野愛子さん(31)は「機器のメーカーが装置を製作する段階なら、塗料を使って直接、絵を描くこともできる。メーカーなどにまで理解が広がり、アートと医療の現場との関係がもっと密接になってほしい」と話している。
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