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東京医科大病院(新宿区)で平成15年、当時51歳の女性患者が点滴用カテーテルを誤挿入され死亡した事故をめぐり、女性の遺族らが学校法人東京医科大に約1億円の損害賠償を求めた訴訟は、東京高裁で和解が成立していたことが16日、関係者の話で分かった。成立は7月22日付。
関係者によると、大学側が遺族に和解金を支払うことなどが条件という。金額は明らかにしていない。
女性は、15年7月、直腸がんの手術を受けるために入院。手術自体は成功したが、栄養剤などを点滴するために首から挿入したカテーテルが誤って血管外に入り、胸腔内に点滴液が貯留。脳に十分な酸素が供給されず意識不明となり、17年4月に死亡した。
21年10月の1審東京地裁は「レントゲン写真でも、カテーテルが適切な位置に挿入されているように読み取れ、確認を怠ったとはいえない」として、病院側の過失を否定し請求を棄却。遺族側が控訴していた。
事故をめぐっては、同病院の麻酔医ら2人が業務上過失致死容疑で書類送検され、東京地検が不起訴としたが、東京第1検察審査会が不起訴不当と議決。その後、東京地検が再び嫌疑不十分で不起訴とした。
事故から約8年を経ての訴訟終結に、女性の夫(66)は「病院という組織に個人が挑むというのは非常に厳しい闘いだった」と話した。東京医科大は「引き続き安全管理に関し、全学を挙げて全力で取り組んでいきます」とコメントしている。
関係者によると、大学側が遺族に和解金を支払うことなどが条件という。金額は明らかにしていない。
女性は、15年7月、直腸がんの手術を受けるために入院。手術自体は成功したが、栄養剤などを点滴するために首から挿入したカテーテルが誤って血管外に入り、胸腔内に点滴液が貯留。脳に十分な酸素が供給されず意識不明となり、17年4月に死亡した。
21年10月の1審東京地裁は「レントゲン写真でも、カテーテルが適切な位置に挿入されているように読み取れ、確認を怠ったとはいえない」として、病院側の過失を否定し請求を棄却。遺族側が控訴していた。
事故をめぐっては、同病院の麻酔医ら2人が業務上過失致死容疑で書類送検され、東京地検が不起訴としたが、東京第1検察審査会が不起訴不当と議決。その後、東京地検が再び嫌疑不十分で不起訴とした。
事故から約8年を経ての訴訟終結に、女性の夫(66)は「病院という組織に個人が挑むというのは非常に厳しい闘いだった」と話した。東京医科大は「引き続き安全管理に関し、全学を挙げて全力で取り組んでいきます」とコメントしている。
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