前回のブログの記事を「製本」してみる・・・・・その(3)では、「木工用ボンド」で本の「背」を固めてみましたが、どうもしっくりきませんでした。

 

本を開いたときに、パラパラとページが取れてしまいそうな感じで・・・・・

 

そこで、ネットでいろいろと検索し「グルーガン」を使う記事を参考にしてみることにしました。

 

さらに、前回は本の「背」にキズを付ける過程が十分でなかったようですので、今回は「木工用ノコギリ」でギコギコ切れ目を入れることにしました。

 

ページとページを接着するのは、やはり「木工用ボンド」です。

 

こんな風に、ノコギリで5mm間隔の切れ目を入れました。

 

その切れ目に「ボンド」が十分に入るように、「千枚通し」で溝にボンドを押し込みました。

 

そして、今回の主役「グルーガン」を使います。

 

本の「背」に、樹脂を盛りつけます。

少し多めになってしまいましたが、後で「アイロン」で均すので大丈夫かと・・・・・

 

前回と同じように「寒冷紗」を使いました。

本の厚さ+10mm(片側)・・・35mm幅です。

 

「寒冷紗」を本の「背」に乗せて・・・・・

 

「クッキングシート」を用意し・・・・・

 

適当に切った「クッキングシート」を「寒冷紗」の上に重ねます。

 

ここで、「アイロン」の登場。

「スチーム」が出ないようにして、「クッキングシート」の上から押さえつけて、「樹脂」が平らになるようにします。

 

「アイロン」の熱で押さえつけられた「樹脂」が「寒冷紗」から、はみ出しました。

 

はみ出している「寒冷紗」を折り曲げて、その上からまた「アイロン」で押さえつけました。

はみ出ていた「樹脂」がまた溶けて、本のサイドに「寒冷紗」を接着させました。

 

本の「背」はこんな風に平らに・・・・・

はみ出した余分な「寒冷紗」はハサミで切り落としました。

 

再度に回った「樹脂」が「寒冷紗」を接着しています。

 

このままの状態で、一晩置いてみて、強度が出ているかを見てみたいと思います。

 

写真の写りが悪いので分かりにくいと思いますが、感じとしては、まずまずの出来のように見えます。