読書の時間です。

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桐野夏生の新刊かぁ、、

作家名だけで、内容とか知らずに、
予約した本でした。

なんと、連合赤軍関係のお話でした。
ぐぁ〜〜ん、今かよっ!みたいな。

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2011年の永田洋子さんの死と
東日本大震災の日がリアルにリンクして
ノンフィクションなのかと思う内容です。

連合赤軍の事件に参加して、
あの活動は、総括とははなんだったのか。

当時その活動に参加していた女性が
60歳を過ぎて目立たないように生きてきたのに、
忘れようと生きてきたのに、40年前を振り返る。

ジャーナリストとともに
群馬県の迦葉山ベース跡へ行った。

「あたしが見た景色と全然違います。」

その場所は、
道も舗装されて、
林道からも近く、
山中でもなんでもなかった場所だった。

自分たちはこんなところで
国家権力と闘うつもりだったのかと。
笑ってしまうほどだった。


‥‥ラストの終わり方が、
なんとも、バッサリと。
ここだけは、桐野夏生さん凄い!

当時の事をネットで調べちゃうほどです。

お盆だからか、
こんな本に出会ってしまったのかなぁ。