週刊誌などでちらほら出始めたので、とりあえず現時点での予想をしてみました。

候補者がまだ出揃っていないのであくまでも現時点です。

今回はCandidates2021を用いて予想を行いました。

なお、投票率は48%~52%程度と読んでおりますが、上下に大きく動くと予想は一変します。

 

自民 186議席 (小選挙区:130、比例:56)

公明  24議席 (小選挙区:  4、比例:20)

 

立民 170議席 (小選挙区:118、比例:52)

共産  23議席 (小選挙区:  3、比例:20)

社民   2議席 (小選挙区:  1、比例: 1)

れいわ  4議席 (小選挙区:  0、比例: 4)

 

国民  11議席 (小選挙区:  9、比例: 2)

 

維新  33議席 (小選挙区: 12、比例:21)

N裁   0議席 (小選挙区:  0、比例: 0)

 

無所属 8議席 (小選挙区:  8、比例: 0)

 

※その他に未決定4(有力候補者が出揃って無いと判断)

 

【現時点での選挙後の見通し】

自公、野党連合(立民・共産・社民など)いずれも過半数を得るのは厳しい。

キャスティングボードを握るのは維新であろう。

選挙後、自維公連立内閣が出来る可能性が高い。

 

【選挙ポイント】

・自民:前回より100議席程度減らす惨敗。小選挙区では現役閣僚が複数名落選の可能性大いにあり。比例は全てのブロックで前回の得票率を下回る。

・公明:小選挙区も厳しい戦いが複数区あり。比例は前回並も投票率によっては大幅減の可能性あり。

 

・立民:小選挙区は共産が立候補を見送った場所では有利な戦いをしている選挙区が多い。比例はブロック1位を一部を除き自民と競り合っている。

・共産:小選挙区は複数区での獲得がありえる。比例は維新、公明と共に3番手争いを多くのブロックで行っている。

・れいわ:比例で都市部での議席獲得の可能性がある。

・社民:党の存亡を賭けた戦い。議席獲得の可能性は大いにあるが躍進は見えない。

・国民:小選挙区は現職を中心に強い選挙区もみられるが、共産と選挙協力が出来ていない為伸び悩む。比例は埋没気味で低調。

 

・維新:小選挙区は大阪府下で圧倒的な戦いをみせる。比例も近畿ブロックで大きく伸ばし、関東・中京などでも確実に議席数を積み重ねていく。

・N裁:議席維持は極めて厳しい。

 

《投票率と投票行動》

コロナ禍でもあり、政治に期待しない向きが見られ、投票率50%も危うい。

一方でコロナ対策で自公への審判は非常に厳しく、目に見えない向かい風が日に日に強さを増している。この怒りが実際に投票行動に繋がり、もし郵政選挙や政権選択選挙並の65~70%の投票率となった場合、自公は“地獄の釜”が開いたような想定もしてないような数値の可能性も含んでいる。

他方、投票率が40%を割り込んだ場合、自公で過半数維持出来る可能性もある。