「勝者なき都議選」それがやはりピッタリだったのでしょう。

先日出した都議選予想。結果としては予想通り。(世の中的には予想外だったのでしょうが)

 

都民(45) 12~24~32 → 31

自民(25) 14~25~41 →33

公明(23) 22~23~23 →23

共産(18) 19~21~24 →19

立民( 8) 17~22~27 →15

維新( 1)  5~ 7~10 →1

ネット( 1)  1~ 1~ 1 →1

国民( 0)  0~ 0~ 0 →0

れいわ(0) 1~ 1~ 2 →0

無所属(5) 2~ 3~ 4 →4

 

投票率 予想50% → 42.39%

 

正直、自分の予想は投票率は50%を僅かに割り込む程度と予想して予想を出しました。

維新・れいわ、立民が伸ばすと読んだのもそれがポイントでした。

ただ、投票日前々日あたりでは個人的には39%程度いけば御の字かもしれないという感覚でした。

都内で仕事していても熱量を感じなかったのです。(こういうご時世なので仕方ない部分が多数ありますが)

その時点では自民45議席程度をみてました。

ただ、小池都知事が動くなら土曜のみでその映像で土日をジャックすると思っていたら案の定でした。

しかし、それより大きかったのは安倍前首相の誌上での「五輪反対者は反日」発言が情勢を一変させました。

 

五輪に反対している人のほとんどは『国民の健康の安心・安全が担保されていない』と反対や無観客を求めています。

それを逆撫でした発言は、ヤフーニュースのトピック欄に長らくおかれました。

この発言は、投票所に行った元来自民支持者や保守の人々を都民Fに走らせたり、または棄権という意志を示した可能性があります。

それがこの結果です。

 

あとは立民と共産の選挙協力がかなり上手くいってます。

個人的には沖縄1区・京都1区は共産党、それ以外は立民が基本出す形(大阪は三つ巴を狙って立民でなく共産が出るのもあり)なら、前回より大きく議席を伸ばせる可能性があります。

 

問題は国民民主。正直、現在の連合に力があるとは思えない(トヨタ労組除く)

連合がワチャワチャ言おうが自民に付けるわけ行かないのだから、国民民主は立民に合流するか、主義主張が近い自民or維新に移籍したほうが良い。埋没して多くの議員が野に下る前に。(中途半端な「ゆ党」は維新だけで十分お腹一杯)