今回は自民+公明 vs 都民ファースト vs 立憲+共産+ネット(+国民) (vs 維新)
以上の三つ巴+αの戦いと言っていいです。
正直言って今回の都議会議員選挙は、このあとの衆議院選挙も併せて、近年最も予想が難解な選挙といって過言では無いと思います。
自民党予想なるものでは自民党が50議席の大台に回復すると予想されているが、各選挙区を前回の数字と今回の予測を加味して各選挙区を分析した。(帰宅してから2時間以上各データとにらめっこでした)
都民(45) 12~24~32
自民(25) 14~25~41
公明(23) 22~23~23
共産(18) 19~21~24
立民( 8) 17~22~27
維新( 1) 5~ 7~10
ネット( 1) 1~ 1~ 1
国民( 0) 0~ 0~ 0
れいわ(0) 1~ 1~ 2
無所属(5) 2~ 3~ 4
正直、いわゆる各種予想と大きくズレており予想を書いている自分自身がこの予想を信じられません。
ただ、一連のコロナ対策や東京五輪を巡る騒動を票に反映させるとこうなりました。
これまでの仕事などで学んだ地域性を考えると、都民は怒りを表に出しません。但し、黙って怒りを行動で示します。
自民党は複数人当選選挙区で複数人出して、身内で票の奪い合いをして全落や1当2落といったケースが今回も多く見られます。
立候補者数を絞れば5議席以上の上積みの可能性があったのではないかと思われます。
それにより救われたのが都民ファーストです。各予想記事より都民Fが健闘してるのは漁夫の利をかなり得ています。
立民と共産の住み分けはかなりの成功を収めています。立民は複数の選挙区でトップ当選する可能性があります。また共産も着実に議席数を伸ばすと見られます。また両党とも反自公の票の受け皿として票を伸ばすものと思われます。
公明党は票数は減ると思われますが、こちらも自民の複数人出しの恩恵で基礎票で全員当選の可能性がかなり高いです。
維新は、前回都民Fに流れたうちの「消極的与党支持層」の自公へのお灸を据えたいという層の受け皿として議席数を伸ばすと思われます。
上記予想は投票率が50%前後を想定しております。
10%を超える投票率の変動があった場合は上記予想から大きく異なると思われます。