先日も書いたが内閣支持率30%をあっさり割り込み、20%を割り込むのも時間の問題となってきた中で平穏無事に自民党が正月を迎えられる可能性は皆無だ。
キーマンになるのは渡辺元行革大臣、小池元防衛大臣、中川元幹事長であろう。
ただし、彼らが1つのグループとして離党する可能性は低い。
小泉構造改革の継承を推し進める中川・小池グループと構造改革より景気回復を考える渡辺グループは相容れない可能性が高い。
中川・小池グループは小泉チルドレンを巻き込み所謂、小泉新党に近い形で離党する可能性が高い。その規模20~30人(衆参あわせて)。党首は小池百合子氏で間違いないだろう。
渡辺グループは党内の中堅・若手議員を中心に15~30人(衆参あわせて)。党首は渡辺喜美氏の可能性が高い。
これらの離党の動きは12月第3週末~第4週に起きる。
そうなると麻生自民党は伝家の宝刀であった衆院2/3の再議決を封じられ身動きが取れなくなる。よって、1月通常国会の冒頭解散が濃厚だ。
一方、公明党は歴史的惨敗が濃厚な自民党と縁を切り、新党との協力体制をとる。
公明党が総選挙後もキャスティングボードを握るためには民主党単独で絶対安定多数は阻止したいはずだ。(本音は過半数確保も阻止したいが、どう計算しても民主党単独での過半数確保は、とんでもない不祥事が飛び出さない限り大丈夫であろう)
学会が強力に支持に入れば、自民党でやや劣勢な議員でも新党の看板でやれば、民主党候補とのマッチレースに小選挙区で競り勝てる議員もいる。
比例での民主党の70~90議席は揺るがないだろうし、自民党の40~50議席も大きなブレはないだろう。
やはり決めるのは小選挙区だ。
前回の郵政選挙でも自民党候補が学会の支持がなければ、過半数を割り込んだ可能性も十分あったのだ。
小選挙区だからこそ、オセロゲームみたいなことが起きるのだ。
ちなみに万一離党が無く、6月の都議選同日や9月の任期満了で選挙を行った場合は、自公連立維持でも、自公で衆院の1/3議席維持が無理な可能性が高い。
一方、民主党は渡辺グループとの協力体制が出来れば、御の字だろう。
協力体制が出来なくても、過半数確保は普通にやれば出来るはずだから、あとは民主党幹部が自爆しないことが最優先課題だ。
それがなければ、どの状況でも過半数は大丈夫であろう。
なお、獲得議席予想(冬)は、新党結成などが完了した後に作成する。
それにしても、景気後退局面なのにここまで無策なのも凄いな・・・。