釧路市長に蝦名氏 2氏に大差、初当選


 【釧路】次期衆院選道7区に自民党公認で出馬する伊東良孝前市長の退職に伴う釧路市長選は二日投票、即日開票の結果、無所属新人で前自民党道議(釧路市)の蝦名大也氏(49)=民主党、新党大地推薦=が、無所属新人で前自民党釧路市議の上田徳郎氏(60)、共産党新人で元釧路市議の松永俊雄氏(59)を破り、初当選した。

 衆院選の前哨戦として位置づけられた今回の市長選。民主党北海道が衆院選での選挙協力を視野に、新党大地の鈴木宗男代表に近い蝦名氏の推薦を早々と決める一方、自民党は道連レベルで対応を決めずに、釧路市支部が蝦名氏と自民党市議だった上田氏の双方を推薦する異例の措置を取り、事実上の分裂選挙となった。

 蝦名氏が勝利したことで、蝦名氏を推薦した民主党と新党大地が衆院選道7区での選挙協力に重要な布石を打った形。これに対し、自民党は7区有権者の56%を占める大票田の釧路市に大きな亀裂を残し、早急な立て直しが必要となった。

 当日の有権者数は十五万四千九百八十九人、投票者数は七万七千二百五人。投票率は49・81%で、選挙戦となった二〇〇二年を4・27ポイント上回ったが、過去三番目の低さだった。無効票は九七〇。持ち帰り四。

 「市民党」を掲げて出馬した蝦名氏は、十五年に及ぶ市議、道議の議員経験を前面に、「顔の見える行政」を訴え、民主党と新党大地の支援で、支持を拡大した。

 一方、「反大地」色を鮮明にした上田氏は伊東市政の継承者をアピール、松永氏は「市民本位の市政」を柱に据え、伊東市政の見直しを訴えたが、いずれも及ばなかった。

 蝦名氏は道内三十五市の中で、旭川市の西川将人市長(39)、登別市の小笠原春一市長(41)に次ぐ三番目の若さ。釧路市長の選挙戦は旧阿寒、音別両町と合併した〇五年以降、初めて。


◆釧路市長選結果(投票率49・81%)

当37946蝦名 大也49無新(民、大推)
 26470上田 徳郎60無新
 11815松永 俊雄59共新


北海道新聞11/3

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/126951.html



やはり新党大地の力は侮れない。伊東氏の次期総選挙立候補による釧路市長辞任を受けた、市長選で民主・大地が推薦する蝦名氏が初当選を決めた。

これは民主・大地の選挙協力の礎となる勝利だ。


北海道7区では自民党・伊東良孝(新)と民主党・仲野博子(現)の一騎打ちとなる模様だ。

 その場合、今回の蝦名氏の得票7割と松永氏の得票8割が仲野候補に総選挙では投票されると読んでいいだろう。

約3万4千票の安定票を仲野陣営は取り込んだと言って過言ではないだろう。


 一方、自民党は新党大地との選挙協力に暗雲が立ち込めており、同選挙区での議席奪還は厳しい情勢だ。

 さらに民主と大地との選挙協力が北海道全区で行われた場合、私の予想の様に北海道全滅が現実味を帯びることになる。

 北海道においては時間をかければ掛けるほど、自民党に不利になる可能性が高い。