勤務をしていて時々感じるのが、『患者にとっての受け止められ方の違い』があります。

具体的には、診察して薬もだしてもらい、ありがとうございます、という人や、

お金を出して診察してもらいに来てるのだから、みてくれて当たり前でしょう、という人

場合によっては、みてくれても全然よくならない、医者は何のためにあるのだ、と思う人

 

いずれの場合も、期待値と、それに対するみかえりがどれだけあるかなのだと思う。

 

最近の話で、能登半島地震の被災者の食事が粗末なので不満がある(誰が言っているのかは不明ですが)なんてニュース記事がありましたが、それも期待とみかえりなのだと思う。

 

そもそも食事がもらえるだけでもありがたいことだと思うし、不十分な支援に不満があるのはどうかと思う。

支援があって当たり前だと思うと、何もありがたくもないだろうし、支援がないと相当な不満になるのでしょう。

 

支援のお金の中抜きで弁当が・・・とか、論点がずれると話が収集つかなくなりますが、世の中当たり前のことが大変ありがたいことは多々あるように思います。

 

あまり期待はせずに過ごす方が、幸せなのかもしれません。