ダラダラと書くのもなんなので纏めて挙げます。
物理のエッセンス力学・波動 改訂版 (河合塾SERIES) 良問の風物理I・II頻出・標準問題集 (河合塾SERIES)
名問の森物理 (力学・波動) (河合塾SERIES) 物理教室 (河合塾SERIES)
①参考書物理のエッセンス上下
②良問の風
③名門の森上下
④物理教室
いずれも高校範囲の物理の本です。
教科書となる物理のエッセンスは、物理を学ぶ上で出てくる小さな疑問も含めて、分かりやすく解説してくれています。この本2冊が理解出来れば高校範囲の問題は大丈夫。
良問の風は名門の森を始める前に使う問題集。名門の森はレベルが高いのでその前に問題に慣らしておくために使うと良い。分量が薄いので、短期間で演習を終わらせたい時にも使える。
名門の森は高校レベルの物理をほぼ全て網羅した問題集。これを繰り返し解いて理解すればどんな問題が出ても解けるはず。
物理教室は補足的に使える参考書兼問題集。名門の森を何度も解いてあきた時に使うもの良い。
以上が高校範囲の物理で、初学者でも2ヶ月集中すれば一通り終わらせられます。
化学物理ができれば大体の大学を受けられるので、勉強を1から始める人でもやることをおすすめします。
大学によっては大学範囲の物理の出題もあるので、これら以外の対策も必要です。
北海道大や香川大など、医療系の物事を応用した物理が出題がされる大学ではこの本が有効。
高校レベル+少し大学レベルの物理が必要。
特に香川大ではこの本を利用した出題が過去に多く出ているので、受験前に目を通しておくことが必須です。
2週間位で一通り終わらせられるので、この辺りまでの物理は理解しておきたいところ。
基礎物理学演習 (1) (ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1))
阪大や浜松医科など、大学物理が主流の大学ではこういった問題集もこなす必要がありますが、とにかく重かったです。基礎と名がつく割に難しく、問題を解くのに微積の知識も必要になるし、大学範囲の物理は理解しやすい参考書も少ないので、途中で挫折しました。
志望校が大学物理必須で配点も高いのであればやっておく必要がありますが、そうでなければ労力の割に得るものが少ないかも。