真山美保先生が、ご存命の時、「名君行状記」に出演させていただいた時、
 
先生に
 
「僕は若い歳で徳川慶喜を演じるのが、目標です」
 
とお話ししました
 
先生に見ていただくことができませんでしたが、
 
明治座で初演をし、今月勤めることができました
 
時代としては、若い年齢と言えるかわかりませんが、「将軍江戸を去る」を演じる役者としては、若い年齢でのチャンスではないかと思います
 
江戸の地を退いた慶応4年4月11日は
 
徳川慶喜は30歳でした
 
将軍の存在感とともに若い男であることを感じていただける役作りをするのが目標でした
 
慶喜公に再会できるときには、それも含めて
真山青果作品の力をお見せできるよう、歌舞伎の力をもった演劇になるよう精進したいと思います