聡明学習塾のブログ

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「もっと勉強するようになってほしい」

「もう少し自信を持ってほしい」

「自分から行動できるようになってほしい」
 

お子さんのことを大切に思うからこそ
そんな願いを持つことがあると思います。
 

私たち大人は、子どもの将来を心配します。
 

このままで大丈夫だろうか。

これから困ることはないだろうか。

もう少し頑張ったほうがいいのではないだろうか。
 

そう考えるのは、ごく自然なことだと思います。
 

けれど最近、私は思うのです。

 

塾は、子どもを「変える場所」ではないのだ、と。
 

人が人を
自分の思うように変えることはできません。
 

勉強があまり好きではない子を
勉強が大好きな子にする。
 

おとなしい子を
積極的な子にする。
 

自信のない子を
自信にあふれた子にする。
 

それを大人が目標にしてしまうと
いつの間にか

 

「今のあなたでは足りない」
 

というメッセージに
なってしまうことがあります。
 

だから
無理に変わらなくてもいいのだ
変えようとしなくていいのだ
と思うようになりました。

 

勉強があまり好きではなくてもいい。

苦手な教科があってもいい。

すぐに答えられなくてもいい。

間違えることがあってもいい。

 

その子には、その子の歩幅があります。

 

そして、その子の中には

まだ自分自身でも気づいていない

「いいもの」があるかもしれません。
 

丁寧に考える力。

一つのことを続ける力。

人の話を素直に聞く力。

誰かを思いやる優しさ。

 

そして

「本当は、もう少しできるようになりたい」

という小さな気持ち。

 

それは

外から無理やり与えるものではなく

もともとその子の中にあるものなのだ

と思います。

 

塾にできることがあるとすれば

その「いいもの」が

少しずつ顔を出すきっかけをつくること

ではないでしょうか。

 

安心して勉強できること。

分からないと言えること。

間違えても大丈夫だと思えること。

できたときに、一緒に喜べること。

昨日までできなかったことが

今日は少しできるようになること。

 

そんな時間を重ねていく中で

「あれ、私にもできるかもしれない」

そう思える瞬間がやってくることがあります。

 

そのとき、人は少しずつ

自分から歩き始めるのかもしれません。

 

子どもを変えることは、できません。

 

そして

無理に変える必要もないのだと思います。

 

でも

その子の中にある「いいもの」が

開花するきっかけをつくることは

できるかもしれません。

 

「できないこと」があってもいい。

できることを、一緒に増やしていこう。

 

焦らなくていい。

誰かと同じでなくてもいい。

 

その子がその子らしく

自分の力で歩いていく。

 

聡明学習塾は

その時間を一緒に過ごす場所

でありたいと思っています。