昨日に続いて、今月110年目を迎える「新宿御苑」散策の続き。
御苑内を半周しました。
それにしても広大な芝生と大きな樹木がこれだけ目の前に広がると何とも言えぬ気持ちになります。
自分は元来草花に疎いほうなのですが、こういうところへ来ると植物の知識があると、より楽しめるのだろうなと思います。
中には、ちょっと変わった形になった植物も。
これは3本が大きくなりすぎてくっついたのか?果てまた、1つの根から3つも木を伸ばしたのか?
どうなんでしょう?
ちなみにこの樹木は鈴懸だそうです。
この時期だと、つつじが見頃ですね。
前回、新宿御苑内には3カ国の様式庭園があると記し、まず日本庭園を紹介しました。
2つめは、「フランス式整形庭園」です。
そしてここはバラ苑でもあります。
薔薇って、時期はいつなんだろう?
まだつぼみのものや、もう萎れてきてるものもある。
それでも多くの人が訪れ、カメラを向けていた。
このフランス式整形庭園に並ぶように、北の位置にある池が「玉藻池」。
これは、新宿御苑内で最も古くからある一部で、新宿御苑以前の内藤家の庭園だった「玉川園」の名残り。
当時、玉川上水の余水を利用したそうです。
好天の下で、亀が3匹連なって日向ぼっこ。(笑)
この玉藻池から西に広がるのが、3つめの庭園となる「イギリス風景式庭園」。
なのだが…、
ただ芝生が広がり、木が見えるだけ。
右を見ても、
そして左を見ても、…ただ芝と木が見えるだけ…。
こういうのをイギリス式と言うのだろうか?
この辺りを上空から取った写真で確認できる現在地案内があった。
上空から見ても芝生と木だけ。(笑)
ここから、大木戸門方面へ歩いていくと、何やらいにしえの感じを醸す家屋が。
こちらは「旧洋館御休所」だそうで、こちらは重要文化財で明治時代まだ宮内庁のものだった頃の御苑における皇族の休憩所として作られたものだそうです。
シンプルながらも模様や彫りがいい味出しています。
ちなみに第2、4土曜日は館内見学可能だそうです。
そして、この御休所の先に見えるモダンなガラス張りの建築物が「温室」です。
入場無料!
昔は別途お金を徴収してなかったか…?
温室も入りましたが、それを紹介すると長くなるの割愛します。
そして、3つある新宿御苑の入出口の1つ「大木戸門」。
そうそう!「新宿御苑」に入るというとこの佇まいが思い出されます。
上掲画像の門の裏側も。
味があります。
この大木戸門を出てすぐ左に小径が。
昔はこんなの無かったと思う。
この道は、「新宿御苑散策路」で新宿御苑営業時間と合わせて開放。
新宿御苑は入場料200円が必要だが、この小径は無料。
木に覆われ、木陰で涼しい。
また、散策路と並行し水路も。
この日は初夏の様相だったので、鳩も水浴びをしていた。(笑)
路中、玉川上水や水道絡みの案内板がいくつかあり、勉強にもなる。
そして、散策路の終わり近くになり懐かしい光景を発見。
「旧新宿門」とありますが、おそらく自分が子供の頃はこの門から入出していたんだと思う。
現在の新宿門に見覚え無かったからなぁ。
これで新宿御苑1周終了。
110年目を迎えた新宿御苑、多くの人が来園していて、外国人観光客も多く、これからも多くの人に愛されていくのでしょう。