毎年恒例のクリスマス帰省といえばマドリード。

今年は夏の帰省時とはまた違うエリアのairbを借りてみたのだけれど、これが大正解だった。

マドリード到着。今回のairb大当たり。近所に良さそうなお店が多くて胃が忙しくなりそうな予感。#帰省 pic.twitter.com/cOBoTrDKRV
— somebodyknows (@somehow_mimi) December 19, 2021

私は勿論のこと、夫もあまり馴染みのないエリアだったけれど便利な上に静かで最上階ということでバルコニーも広く眺めもなかなか、何より周りによさそうなレストランが多いというのが決め手である。

これは滞在中楽しみだなと夫と話していたところで案の定の義家族からの怒涛の連絡の嵐である。

”今日はうち（義母宅）には何時に来る？”

”〇〇日はランチを食べにきて”

”映画見に行くの？何時に何処？私も行く！”

”明日は何する？（勿論滞在期間中の各日の日程も聞かれる）”

ざっくり、本当にざっくりいうとこんなところなのだけれど、甘くみてはいけないのが義家族である。

今回は例年通りクリスマスの日程で揉め、私を入れたWhatappを作った。

しかし義家族は私達のマドリード滞在中のプランをまたしても彼らだけのグループチャットで計画しようとしているし、夫は面倒くさいあまり無視、結果またしても私は何にも知らされない間に勝手に義母はランチの材料を既に買ってしまっているし夫は夫で面倒くさくて後回しにしていても結局は私が折れると思っているらしく土壇場で私に報告している。

今までなら、しょうがないで我慢していた私であるが、そうは問屋が卸さないのが今年からの私である。

今年は既に彼らのエゴに付き合って夏を過ごした、今年の私の歩み寄りはそこで十分発揮されている。

今年の夏の合同ヴァカンスで既に子供達も”義母と遊ぶのはいいけれど、一緒に食事は面倒臭い”と言い出し始めている。

（義母達が偏食な上にスペイン時間の王道をフランス育ちの我が家の子供達にも当たり前の様に合わせる様に促す為。スペインの食事時間なんて他の国の人間からしたら大人もきついのに子供なんて無理に決まっている）

”私達が来ないとランチが余ってしまう？”そんなことは私の知ったことではない。

どうやら義母は自分の息子が怠慢気質であるということをすっかり忘れているらしい。

とはいえ、締めるところは締めて折れるところは折れる、それが私のスタイルであるのでランチは行かないけれどデザートの時間におやつを持って訪問すると伝えた。

（義妹がこの前我が家にやってきた時に気に入っていた近所のマルシェのお菓子を用意してきていた）

義母はブツブツ言っているらしいが、スタートとしてはまずまずだろう。

今や義母の子供達は長男である夫を筆頭に既に全員パートナー持ち。

メンバーが増えるにつれて歩み寄りと理解、そして何より各々に変化が生じているという認識が必要なのだと気づくいいタイミングだと思う（勿論私も含めて）。

さて、今日は念願のお寿司屋さんに寿司を食べに行く！

今日はいいお天気になりそうなマドリードより。