創建は西暦1235年とされ、数度の類焼移転を経て

1760年に現在の場所に建てられた真宗大谷派のお寺

竹鼻別院

 

 

濃尾大震災で倒壊した山門は、1925年(大正14年)再建

唐破風造の桃山式の趣のある山門です。

 

濃尾大震災で倒壊し1915年(大正4年)から7年かけ再建された

本堂

今の時期は、藤の花

 

 

お隣に保育園が在り、園児たちも訪れていました。

 

 

樹齢300年と言われる古木

枝張りは、東西33m・南北15m

一本の藤の木です。

 

時折吹く風に勢いよくなびく花房

樹種は【野田藤】で県指定天然記念物です。

 

 

竹鼻別院から、5~6分

本覚寺

竹ヶ鼻城主歴代の菩提寺

本堂に描かれている絵天井「雲龍」は

幕末の大和絵師浮田一蕙斉の作であり

県の重要文化財に指定されている…と言う寺です。

 

 

手水舎に龍です

 

 

ご本尊は宝冠釈迦牟尼仏

本堂天井には

岐阜県重要文化財指定

龍の鱗や髭といった現代人がイメージする龍の全身を

リアルに描きだしている絵天井

当初の制作は1850年(寛永3年)大和絵師・宇喜多一蕙の筆

濃尾大震災で本堂が倒壊

1914年(大正3年) 画系の後嗣、森村宜稲が修補した…と。

 

解放された本堂 撮ることは出来ませんがご自由にどうぞと

言うことで暫し拝見してきました。

 

 

 

 

境内には、牡丹の花

白色と濃い紅色は散り過ぎていました。

 

 

境内に隣接している名古屋鉄道の線路

乗車している方のお顔が判るほどでした。