日本で絶滅したコウノトリの保護、野生復帰の研究施設
コウノトリの郷公園
赤色のリングの上には、コウノトリの舞う姿のモニュメント
ネーミングは、コウノトリング【幸のトリング】です。
先ず、多目的ホールの前に在る観察広場へ
スタッフさんの説明を聞きながら
交代で抱卵中だそうです。
個体番号が書かれた足環と、異なる組み合わせの色の足環を
それぞれの個体に付けられています。
孵化から約43日後の巣立ち時に付けられ、これにより個体の識別
そして移動や生死と生態を調べることが出来るということです。
コウノトリを実際に見るのは初めてです。
翼開長は、200~220cm
立った状態の高さは、110cm
因みに
鷺の中で最も大きなアオサギは、150~170cmです。
【カタカタ】…
コウノトリは鳴けない鳥で、代わりに長い嘴を叩き合わせて
音を出し、これを【クラッタリング】と言い、コミュニケーションを
とっているのだそうです。
ドーム型ケージへ
此処では、繁殖ペアを間近く …と言っても金網フェンスに
遮られての観察です。
祥雲寺巣塔
只今、包卵中だそうですが …
2024年2月15日 豊岡市内で初めての産卵
2月17日 2個目の産卵が確認
2月19日 3個目産卵 ♀が転卵中
2月22日 4個目産卵確認
巣塔の前には、こんな説明文が記されていました。
私が訪れたのは、3月30日
2時間30分ほどの滞在中
微動だにしなかった【祥雲寺巣塔】のコウノトリ …
彼方此方と散策して多目的ホールに戻って来て、スタッフさんの説明をまたまた
聞いていると「巣塔のコウノトリが動いています」って
此処には、リアルタイムでライブ映像が見られます。
慌てて巣塔前へ
僅か2分程でしたが、こんな光景が撮れました。
園内の山を利用した展望台
山道を10分程上った地に祥雲寺巣塔が見下ろせる展望台に行く
予定をしていましたが、入口に【熊出没きけん】の看板
誰も行きそうもなくで…残念でしたがパスです。
飼育されているコウノトリは
飛ばないように片羽の先端が切られていますが、羽は毎年生え換わるので
その必要がなくなれば、飛べるようになると言うことです。
飛ぶダイサギとコロニーのアオサギの姿は多々でした。
コウノトリのコスプレを付けた、可愛い兄妹
お顔を隠してのUP OK頂きました。
3時間近く楽しんできました。
豊岡で宿泊、翌日は天橋立へ
4月3日
豊岡コウノトリの郷公園のFacebookには
雨模様の今朝、巣塔のコウノトリは抱卵を続けていて
そこへ、野外の個体が2羽近づいてきたので立ち上がり
威嚇していたそうです。