近鉄・京都線で東寺駅から竹田駅まで一駅・3分乗車です。
竹田駅から
安楽寿楽院へお寄りしたのですが、此処は次の機会に。
今の時期は、椿としだれ梅見物で賑わいを見せている
伏見区に在る 城南宮
平安遷都の際、国の安泰と都の守護を願って創建された神社です。
東の⛩から入り、城南⛩を潜りると拝殿その奥は本殿です。
此方は人影疎らですが、左側に神苑入口、その先を見ると
大勢の人の姿が見られます。
只今、北側の庭のみの公開です。
先ず、名札が掲げられた椿が両脇に見られます。
蝦夷錦
有楽(太郎冠者)
初嵐
月光(卜伴)
菊冬至
この辺りは、品種改良が盛んだった江戸時代の頃に見られた
古典椿だそうで20品種ほど見られました。
全体としては、150品種・約400本だとか、9月頃から咲き始める
早咲きの品種、5月頃まで咲いている遅咲きと晩秋から新緑の季節まで
長い期間楽しめるようです。
【春の山】と名付けられた地へと歩を進めます。
春の光でキラキラと眩い小川に、時折吹く風でも目立たなく
舞い落ちる梅花 …と、一瞬立ち止まり見入る光景でした。
【しだれ梅と落ち椿】
苔庭に落ちた椿としだれ梅の色合い …
ここ一押しの スポットです。
花が散る時の表現は
桜は「散る」 椿は「ポトリと落ちる」 朝顔は「萎む」
では梅は、桜と同様に「散る」とも言いますが「こぼれる」
という言い方もあるようです。
人人と雑多の中でもほっ~とする光景です。
【本殿】裏
影と拙く分り辛いですが …
七つの曜日で変わる花形が見られることから命名された
七曜変化
有楽(太郎冠者)
真弓(マユミ)
平安貴族の邸宅に作られた庭を模した庭
4月29日と11月3日に曲水の宴が行われる【平安の庭】
藻に夢中の錦鯉です
社殿の西に広がる【春の山】では、うすべに色や紅白のしだれ梅
神楽殿の南側では、小川・苔の広がる【平安の庭】と
初めて訪れた地で、散り始めたしだれ梅と椿を楽しんできました。
四季折々に花々を楽しむことが出来る【神苑・源氏物語花の庭】
公開されていたのは、北庭の【春の山】と【平安の庭】
南庭は、非公開でした。