鷹峰山寶樹林・源光庵
1346年(貞和2年) 臨済宗の寺として創建
後 1694年(元禄7年に曹洞宗に改宗
扁額には【源光普照】記された 総門
総門を潜り左側
陽差しもほどほど こんなに見応えのある光景に 暫しうっとり。
その先
山門の楼上には【悟りの窓】と同じ丸窓が配されています。
お庫裏前から入り開け放された書院から眺める光景
廊下・畳までがほんのりと赤味を帯びています。
今の時期
人を入れたくないと言うのは 無理 …
【鶴亀の庭】と呼ばれている枯山水庭園
もう少し広角に撮りたかったけど これも無理。
何処もかしこも陽に映えて一段と艶やかさが増しているよう。
かの有名な 窓
眺める順番は 先ず【四角窓】 そして【丸窓】だそうです。
人間の生涯を象徴した
四角く切りとられた【迷いの窓】
生を受けた時から逃れることのできない
四苦八苦・煩悩に溺れる姿を表しているそうです。
大宇宙を表現した円形の【悟りの窓】
何事にも捉われない自然な姿 清らかで偏見のない姿
悟りの境地を教える窓といわれています。
無我の境地とはいかないのが 今の時期 特に此処は。
先回訪れた時は
少しもの寂しい風景を静かに味わったと …
12年前の2月でした。
此処には
本堂内の天井には 関ヶ原の戦いの前哨戦【伏見城の戦い】での
石田三成軍×徳川家の家臣・鳥井元忠一党と戦いでその時の血痕が
残る伏見城の床板が供養のために天井板として移築されています。
右側の山門から入り 左前の庫裏から上がり 書院・本堂へ
そして本堂左から出てと 一方通行になっていました。
何時か紅葉の頃に来訪したいと思っていた【源光庵】
もう一度 青葉の瑞々しい頃にと思いました。
光悦寺へ