9月10日(日)
桃太郎伝説発祥の地 岡山
左側のマントを羽織った像は 六高生記念像
【青春賛歌】とのプレートが掲げられていました。
いつからでしょう …岡山が桃太郎で有名になったのは
1962年(昭和37年) 第17回国民体育大会の時に 当時の知事が
国体のイメージとして【桃太郎】を使用
… で 岡山=桃太郎というのが広まったようです。
岡山にも沢山の桃太郎伝説がありますが 【東口駅前の桃太郎】
講師・三木 秀生氏の【昔話の世界・桃太郎】の聴講では
この桃太郎さんの眺めている先は
瀬戸内海に浮かぶ【女木島(鬼ヶ島)】だとか。
駅構内に在る 観光案内所に立ち寄り マップ貰い説明を受け
駅前の桃太郎通り沿いを 像を
西川緑道公園 西川橋のたもとには 猿と雉
あんなポーズ こんなポーズ 蛭田 二郎氏作
此処から 反対側の通りに在る像です
桃太郎さんに関係ない … ??
ガードレールは 【鬼の金棒】
蝶ネクタイをした 雉
西川緑道公園に在りました
桃太郎が 犬・猿・雉を仲間にするために【きびだんご】を与える
場面がありますが これは【黍団子】
岡山の特産品は【吉備団子】だそうです。
マップには 20体と記されていましたが 見落としたようです。
観光案内所の方が 【西口広場】にも像があるから 是非にと
桃太郎さんではなく 【吉備の冠者】像です。
2011年(平成23年)に建てられた像で
【優しさと力強さを併せ持ち 郷土の発展を願う】
若者をテーマしているそうです。
その昔
吉備と呼ばれた岡山には鬼退治の伝説があります。
鬼城山を居城としていた【温羅】は
村人を襲いと悪事を重ねていた 鬼でした。
そこで 大和の王は吉備津彦命に温羅を退治するように命じます。
激しい戦いの末 温羅は退治されてしまいます。
吉備津彦命=桃太郎 温羅=鬼
総社市に在る復元された 古代山城・鬼ノ城 の門
2013年8月 撮
その後 打ち取られた温羅の首は【吉備津神社のお釜の下】に
埋められました。
吉備津神社の【鳴釜神事】が行われるお釜
2009年12月 撮
本当は 鬼ではない温羅は
里の人に尽くすと心優しく 人々に愛される存在だったのです。
ANAクラウンプラザホテル前
【ホテル前の植え込みの中】と教えて貰ったのですが
通りがかった若者も探してくれて 見つけました。
吉備津彦命(桃太郎)と温羅(鬼)をイメージした人物画
伝説から見る戦いと 共生と融和を表現しているそうです。
途中下車して駅前・駅裏を散策してきました。
今回のお出掛け
肝心の要件は 墓じまいでした。
1年置き 2年置きと墓参に帰省していましたが コロナ禍で
それもままならない時期もありと 先のことを思うと
そろそろ墓じまいもありかなぁ…と
先回は 他の要件でしたが その際 役所に行ったり 業者の方に
会ったりと 大体の段取りを付け 後は電話でのやり取りと
お陰様で 墓じまいを終えることが出来ました。
少し寂しい
でも 何時かはやらねばならないことです。
今は 故郷が少し遠くなったと感じています。
今回の備忘録は これにて完です