【植物園を造るなら五台山がええ】

90歳を超えた牧野博士の一言で 標高・130mの起伏に富んだ

地形を利用して 1958年(昭和33年)に開園した植物園です。

 

 

 

このエリアは 標高 1000mを超える山地から低山・丘陵地帯

人里・湖沼・海岸に至るまでの土佐の植生をゾーン毎に分け 

代表的な植物を自然さながらに植栽し 各ゾーンの植物群落を

再現しています。

 

ミズタマソウ

 

センニンソウ

 

ナガバノコウヤボウキ

 

ノコンギクコウラナミジャノメ

 

ホソバヒメトラノオ

 

タヌキマメ

 

ツリガネニンジン

 

イヌコウジュ

 

ハムシ(葉虫)

 

毎年 夏になると【キアゲハ蝶の幼虫】の食草になる

ボタンボウフウ

 

コミスジ蝶の表裏です。

 

 

土佐植物生態園と記されら所から チケット売り場迄の道程

今の時期は 咲く花も少ないようですが 楽しい所でした。

 

本館へ

 

 

中庭の吹き抜け部分をぐるりと囲むように 【シロバナクズ】が開花中

【タイワンマダケ】が 吹く風にそよそよと 少しだけですが 涼が感じられる

光景がみられます。

 

シロバナクズ

 

 

 

名前と特徴を記した札が所々にかけられています。

 

 

 

【ふむふむ広場】から見晴らしの良い【こんこん山広場】へ

 

白い小花がびっしり

ユーフォルビア ダイタモンド・スター

 

花が終わり鞘ばかりの ヒオウギ

 

 

少し小高い丘

何故か 風が吹きすさんでいて 草花が揺れ動き カメラ 出来ません。

 

 

展望デッキからの眺めは 温室(南園)が見えただけ眺めはいまいち。

 

 

スズムシバナ

 

スダレギボウシ

 

アマクサシダ

 

ヤッコソウ

残念ながら 模型でした。

24番札所・最御崎寺と26番札所・金剛頂寺で11月頃

見られるそうです。

 

スエコザサ(仙台市野草園より寄贈)

 

13歳の小澤 壽衛子と出会った 富太郎(26歳) 壽衛子(15歳)で結婚

13人の子供を授かるも6人死産・早世だったそうです。

 

1927年(昭和2年)の冬 仙台市の三居沢で【スエコザサ】を発見

3ヶ月後【植物研究雑誌】に これまで支え続けてくれた

1928年(昭和3年)2月23日 55歳で亡くなった妻・壽衛子さんへの

感謝を込めて 和名をスエコザサと発表

 

牧野博士は

1957年(昭和32年) 94歳没

93歳まで研究を続けられたそうです。

 

牧野富太郎記念館・展示館

 

 

 

 

温室へ向かう途中 見下ろした先に 像 …

此処で出会った 園の関係者らしき方「少し引き返し階段を

下りると像の所へ その先に温室が在るよ」って。

 

 

お洒落な格好の【牧野博士の像】です。

 

エゾミソハギ

 

シロバナサクラタデ

 

ホソバヒメトラノオ

 

 

【温室】 …

閉館中でした。

「温室へ行くって言わなかったか」なぁ

あの出会った人に …

楽しみにしていたのに 残念でした。

 

マップを見ながら回っても 何となく行ったり来たり

初めての所は 効率よく巡れませんでしたが まぁまぁかな。

年に 4~5回来ると言われた地元の方

お勧めの時期は【桜】の頃だそうです。

 

数ある花の中でも桜の花が大好きだった 牧野博士

園内には 40種を超える桜木が植栽されているそうです。

 

 

高知 1日目

五台山から竹林寺 そして牧野植物園と十二分に楽しみ

高知駅に着いたら お向かいのホームに 【春らんまん】の

ラッピング電車

やはり撮る方が 私も カメラ です。

 

                  明日は モネの庭へ