瑠璃光院から 裏道を抜け次の目的地へ向かう予定でしたが

いまいち道が分かりかねる・・・と言うことで

八瀬駅バス停まで戻り 高野川に沿いR367号線を上橋方面へと

歩きます。

 

 

10分ほど行くと 今回の目的地の一つである 

崇道神社の鳥居が見えてきました。

 

崇道神社の位置関係が分からず 道沿いに在るなんて

思っていなかったので これは偶然の産物とラッキー。

 

 

崇道 / 崇導

どちらの字も使われている神社

桓武天皇の実弟・早良親王

785年(延暦4年) 都が奈平城京から長岡京に遷都される際

藤原種継暗殺事件に関わったとして捕まり

淡路島へ流される途中 無実を主張して絶食死

後に 悪しきことが次々と起こるのは 祟りではと

その怨霊を鎮めるために 崇道天皇と追号(生前の功績を称え

贈られたし建てられたとの由緒のある

左京区上高野西明寺山町の在る 崇道神社

 

都は 794年(延暦13年) 長岡京から平安京へと遷都されます。

 

 

第一の鳥居をくぐり 

先程の喧騒とは真逆 静まり返った参道を行きます。

 

 

第二 第三の鳥居をくぐると 拝殿が見えてきました。

 

貞間年間(859~877年)創建された崇道天皇を主祭神とした

神社です。

 

 

阿吽の狛犬さま

そして神様が降臨する際の目印となる榊が立てらてた

立砂がありました。

 

静寂の中

混乱の世の錯綜を思いながらの参拝でした。

 

崇道神社の右側

遣隋使として隋に渡った 小野妹子と息子・毛人(えみし)

祭神とした 小野神社が在ります。

 

 

杖が置かれ 小野毛人の墓 ↑ 山上140mと標示されていました。

 

 

上りかけたのですが 熊・猪に注意と貼られているのを見て

迷い 結局止めてしまいました。

 

後で 後悔するかもと思いつつ・・・

 

 

少し上がった所からの崇道神社拝殿と境内社

創建された所以を知ると 何となく他の神社と雰囲気が違う・・・

そんなことを感じた神社でした。

 

次の目的地・蓮華寺へ向かいます。

                              ~つづく