立山黒部アルペンルート内の最高所に位置する 室堂

 

名古屋出発 7時20分 名古屋高速~東海北陸自動車~

北陸自動車道を経て 立山町から美女平・弥陀ヶ原~室堂と

有料道路を走行し 目的地・室堂へは12時50分着

 

 

標高・666mの立山町からの移りゆく景観を飽くことなく

楽しんでいたら 途中次第に怪しい空模様 少々不安を感じましたが 

標高・2450mの室堂ターミナル周辺は爽やかな秋空でした。

 

 

今回は 滞在時間3時間と限られた時間内で 幾つかあるコースを

自分の体力に合わせてのフリーハイキングです。

 

ツアーで知り合った方と とりあえず標高・2680mに在る

室堂山展望台を目指すことに。

 

健脚の人で 1100mを上り50分 下り40分と言うことですが

・・・でなければ その1.5倍 つまり往復2時間15分だと。

 

中央の木の茂っている辺りを登って行きます。

 


 

 

 

なだらかな石畳から急石段 

時間を見ながら行ける所まで行きましょうと。

 

 

 

途中 振り返ると荒々しい山と雲海 

そして青空の素晴らしい光景です。

 

まさに 別天地の観です。

 

 

すでに40分経過 この先30分ほどだと言うことです。

迷いながらも50mほど上ったのですが 他のコースも

巡りたいので残念ながらここで断念して下ることに。

 

 

窪んだ所にある建物は 一の越山荘 

左側は標高・3003mの雄山です。

 

 

 

様々に色付いた草葉 チングルマの綿毛 

山肌と秋色に染まっています。

 

立山室堂

 

奈良時代後半には信仰活動が行われていたとされる立山の霊地

1617年(元和3年)には すでにあったと伝えられており

 

平成4年から3年間かけて解体修理され 270年ぶりに再建

当時の姿となった 現存する日本最古の山岳宿泊施設です。

 

雷鳥沢へ向って行くと みどりが池

 


 

水深は1.6m 水面に周囲の景色が映りこみ 

見る角度によって異なった姿が見られます。

 

血の池

 

湿地帯にある小さな池で 酸化鉄が含まれているので赤い色となり

かっては 血の池地獄と呼ばれていたそうです。

 

みくりが池

 

室堂のシンボル的火口湖です。

湖面に立山連峰が映え 素晴らしい光景です。

 


地獄谷


 

只今 有毒な火山ガスの噴気が活発化しているために

通行止めとなっています。

 

中央に歩道が見えます。

 

灰色の地 垣間見ることしかできませんがオドロオドロしさが

感じられます。


ここで出会った山ガール

前日 山荘に宿泊しAM6時に出発 標高・2777mの剣御前を経て

標高・2999mの剣岳に登り下山して みくりが池温泉でピザとビール 

入浴してきたと 気持ち良さそう・・・

 

昨夜は 男女同室の相部屋だったそうで また所によっては好シーズンだと

知らない者同士一つの布団で2~3人で休むことも そして紅葉の情報など 

ターミナルまでの短い道すがらでしたが 楽しい話を聞かせて頂きました。

 

立山玉殿の湧水

雄山の真下から湧出する地下水で 冷たく美味でした。

 

集合時間10分前に到着 

 


 

16時 室堂を出発して僅かな時間での天候の変化

美女平付近では 折角の紅葉も濃霧に包まれてしまいました。


21時10分 名古屋着

3時間という短い時間でしたが 欲張って行動出来たと

何処を見ても 全て絵になる景観に嬉々とした時間を過ごしました。

 

                絶好の天気に恵まれた 10月1日(火)に行ってきました。