二条城で「本能寺跡」のことを訪ねると
ごく近くで「堀川高校」の北側だと教えられて入って行くと
一方通行が多くて迷路のよう・・・
こういう時は、車移動は不便です。
老人ホームの建物の片隅に ひっそりと有りました。
信長公自刃の地
~人間50年 下天のうちをくらぶれば 夢幻のごとくなり
ひとたび生を得て 滅せぬもののあるべきか~
夢半ばにして49歳で 破壊と創造の人生を終えてしまいました。
今この地には、429年前の光景を想像させるものは一欠けらも
有りませんが、水色の桔梗紋ののぼり旗をかかげ 光秀軍が攻め入り
30余の宿坊と大伽藍すべてが焼失し 燃え盛る中での信長公の姿を思うと
感慨深いものがこみ上げてきました。
何も無いって 寂しいですね。
ちなみに、ペットボトルは猫よけだそうです。
1589年(天正17年) 豊臣秀吉により現在の地
中京区寺町御池下下ル 京都市役所の前に移転再建されましたが
江戸後期の大火で全焼 1928年(昭和3年)に再建されたのが
現在の本能寺です。
寺町商店街とビルに囲まれた一角に在ります。
鎌倉・室町時代の粋を集めた木造建築寺院です。
本堂奥は 信長公廟所です。
2004年に
此処で織田家と明智家の子孫が和解し握手をされたそうです。
大寶殿で、信長公遺品の展示公開がされていました。
災禍の中 先人たちが守ってきた名品の数々です。
信長公は、アルコールアレルギーだった!
アルコールを受け付けない体質だったそうです。
・・・で、茶の湯を好んだと、展示場に記されていました。
茶碗好きは よく知られていますね。
NHK大河ドラマ 2月6日は、本能寺の変の放映です。
どのように描かれているのでしょう。
本能寺の変に関しては、
真相は如何にと取り沙汰されていますが
これもまた、歴史のロマンと感じながら
それなりにドラマも楽しみたいと思います。