「なう」ったたぬいぐるみマスコットのお風呂。

洗面ボウルに洗剤を溶かして洗っていたら、
娘がやってきた。

ほら。
シャンプー。

「ぼくは背泳ぎが得意さぁ!!!」

と、洗面ボウルのプールで一泳ぎ~♪

喜ぶかと思いきや…

「お母さんってこういうことには一生懸命だよね~」と冷たい一言…。



「えっ?じゃあ、どういうことには一生懸命じゃない???」
と余計な質問をしてみたら、

「そういうわけじゃないけどさ…」

と口をにごされた。


精神年齢が高いんだよ。
女の子はね。


年をとると、はしゃぎたくなるものなのだ。
こんなことも。そんなことも。
小さな小さなことを…。

四角四面にしてなきゃならないときがあるからね。。
心が動かないようにしていなきゃならないときがあるからね。


お酒の力に頼ったり。
パッと買い物することに頼ったり。

音楽に身体をあずけたり、
きれいな景色と一緒になったり、

満たされるわけではないけれど。
解放することが必要になったりするわけだ。


まだまだその瞳には映らない世の中のいろいろ


ぎゅって抱きしめたり
抱きしめられたり、

よしよしってなでられたり、
なでてみたり、

ふわふわした。
まあるいほっぺが、少しずつ鋭角になって、


あなたはいつも、優しい塊のような人だけれど、

さらに瞳にうつる悲しみの分だけ
優しさが宿るだろう

人に照らされながら
人を照らすだろう。


いつか、ぬいぐるみを洗うとき、思い出すだろうか。

そんな気持ちだったのかな、なんて思い当たるだろうか。


りすのほおぶくろみたいなほっぺがなくなるかわりに…。
得るたくさんの気持ちの中で。