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「テルマエ・ロマエ」 面白いがすぐ飽きる

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)


WebのあちこちでGWの間だけ1冊無料というバナーをみかけたので読んでみる。

http://booklive.jp/index/special/id/43/data/feature_g_comicfree_03.html

BookLiveというこのサイト。
PC版のビューワは、電子書籍に無用なアナログ書籍メタファのページめくり模倣表示という、過去に縛られ現状というかWebを把握してない愚かしい人間がつけた設計であろう余計な挙動がウザイことを除けば、マウスかキーボードだけで割と軽快にサクサク読めたが、
Androidの方は次のページに送る反応が他の電子書籍アプリにないほど悪く、拡大した後にデフォルトにリサイズしなおして、次ページにめくるために何度もタッチパネルをこするという作業の繰り返しに、とてもじゃないがコンテンツを快適に消費できる環境とはいえないと思った。

さて内容のレビュー。

古代ローマ時代の建築家ルシウス・モデストゥスが日本にタイムスリップして風呂の文化だ器具だのにショックをうけるってお話。

カルチャーショックやテクノロジのギャップのギャグとローマの風俗を織り交ぜた読み物だけど、

モデストゥスが風呂を造る御題で悩む → 溺れる →  日本にタイムスリップ → パクって解決

これの繰り返しなのでもう3話目の段で飽きた。

まー作者も同人誌でやるつもりだった程度の薄いネタだそうだし、
スマッシュヒットしたからって無理に引っ張ってまで続ける価値は確かにない。
単行本買ってまで何度も読みなおしたいとは俺は正直思わねえな。
逆に、こういう纏めてさらりと眺める消費形式の方が良いと思う。
そうなるとマンガ喫茶で固めてちゃちゃっと読むか、こういう電子書籍での消費が向いてる作品だな。

だからこそ、もうこの時節で1冊分丸々無料で電子書籍立ち読みなんだろうし。
とはいえ、まーおかげで俺も読む気も起きたわけなので、フリークエンシ-増やすってのはマーケとしてやっぱり大切とは思う。(知らないまま一生過ごす人も居るわけだし)

それと所詮マンガなんだけど色々とツッコミが。

露天風呂位、古代ローマ時代にもあったに決まってるだろ!とか。
そこらに泉や温泉があってそこに当時の人が入ったとしても遺跡の形で発掘されようねえし!
遺跡が無いだの、本に書いてないだの以前に自然や常識的範疇の事じゃね?
こういうの書籍系知識に漬かってる人間の思考停止だと思う。

あとさー、垢すりもやってないから不潔とかって表記もねえ。
むしろ肌の健康を保つためにはなるべく傷をつけないようにする方が良くて、全身は難しくとも水をふき取るときも布より柔らかいペーパータオルやティッシュだのでやさしく拭くとか乾かす方がお肌にはいいんですけど。手タレの人とか拭くことないらしいし。



作者のヤマザキマリさんはよっぽど垢が出る体質の方なのでしょうか?金属製のストリジルで垢取ってみたいとかどんだけ。

韓国式の垢すりとかも、半島からもぐりこんでる連中がマスゴミだの使って煽ってたけど、騙されてる連中以外には根付いてねえだろ。



だいたい日本人は生肉食ったりなんて真似も経験則だの過去の犠牲者だのが居たから長い年月やってなかったであろうわけで、
加えて、肉屋のおじさん、魚屋のおじさんとかが売ってるのなら、今回のように人の命も関わる事態なら信用の問題以前に「人間として悪いものは売らない」ってのはあたりまえだし、目利きもあったろうから鮮度が落ちてれば「これはしっかり火を通して煮た方が良いよ」とかって事も対面で言えたろう。

なのにユッケ事件の食肉卸業者「大和屋商店」てのは保健所には焼肉用を卸したと伝えながら、焼肉店には「ユッケ用」ってメールに書いて送ってたそうだね。

食肉なら別に明治維新だの関係なく、江戸時代の薬食いだのも関係なく、大昔から日本人はクジラもタヌキもニホンザルも食ってたわけだが、近代で動物の内臓食うとかは戦争負けてからじゃないかと思う。
焼肉のホルモンの語源は「ほうるもん」=「捨てるもの」って意味だ。廃棄物対象であった部位なのにそれを今日日喜んだり、過去にあったモツ鍋ブームとかに踊らされたりとか、軸がぶれてる情報弱者達って大変ね。

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俺、馬刺以外は生肉なんて口にしたことないし、ホルモンやモツ鍋なんて食べたことない。



逆を言えば、科学技術が進んでても風土になじまない文化だのを猿真似してもトラブルの元だし、
夏場の節電が如何の以前に、スーツなんて寒冷地に住んでたヨーロッパ人装束を元にした服装をこんなに湿度の高い国の正装とか思考停止、文化隷属もいいかげんにしろと。

そんなだから2000年近く前のローマと現代日本の風呂とか比べても、んなの日本人の自己満足って感じしかなあ。時系列でみればハドリアヌスの50年後位が卑弥呼の時代だぜ、日本。

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まー、ウォシュレットは自慢してもいい人類的なイノベーションだと思うけどな。

レオナルド・ディカプリオは27万円するウォシュレット 一体型最高級トイレを自宅の改装時に購入。



マドンナも訪日した時に知って買って帰ったそうだし。



ウィル・スミスは日本に来た時のインタビューでわざわざウォシュレットへの感動コメントに時間割いたりとか(W

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んー、風呂の話が例によって広がって食肉や、ウォシュレットとハリウッド俳優の話に・・・

だがそれが俺流。それでよし。

テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
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テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
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