銭ゲバ 「愛は金で買えるズラ!!!!」

【CD】「銭ゲバ」オリジナル・サウンドトラック/TVサントラ
「例え貧しくても正直でさえいれば、幸せになれる」
これを皮肉にするつもりだろうが、この台詞とロジックには2つの大きなまちがいがある。
まず、「正直である事と貧富は全く関係ないフレームワーク」だ。
情報化社会において嘘の上塗りをする愚行が通用しなくなっているのは、
政治家、企業、マスゴミが身をもって示してくれている。
そして「幸福感と貧富」。これも相対的なものでないので同じベクトルで測ろうというのに無理が大きすぎる。
金持ちの筈の政治家や企業経営者、芸能人がバカなまねをして、普通に平穏に暮らしている一般人には全く無縁な事がごく自然な「ブタバコ行き」になるなんて事が数多見られることがコレをしめしている。
金持ちだから幸福感で満足しているわけではない。
むしろ、より多くの資産を欲しがってバカな真似に手を染める輩があまりに多い。
最期に残されたマトリクス比較内容の「正直であれば幸福になれるか」だが、
俺のように歯に衣着せずズケズケ言う事を嫌う連中も多い。
ただ、じゃあ嘘偽りで固めれば犯罪者が無罪になれるかというとそんなことはいくら警察官だのがやる気が無かろうと、科学捜査も発達し、メディア操作がWebのおかげで崩壊しつつある昨今で、虚偽を通すことの方がよっぽど無理だろう。
で、嘘はダメだけど、守秘義務だのってものもあるので、
情報ってのは「止めようと一応あがいてみる」って事は可能なんだよね。
無理に言ってみれば「黙っている行為は嘘をつく事にはならない」ってこと。
だからクソ親父を見捨てるって事に対して銭ゲバが苦悩するってのが違和感多すぎる。
死んだ母親の敵は金じゃなくて、まずはこの甲斐性なし親父じゃね?
儒教だので洗脳されてる世代は、親子ってものや年功序列の上下関係の洗脳されてるから、
ジョージ秋山にとっては鬼畜行動だった実の父親を見捨てるってのも、
面倒を見てもらった相手こそが親や先輩や先生であり、碌な扱いをしてくれなかったものは血縁関係者であろうが感謝の対象にはなりえないという、現在はごく当たり前の価値観との時代的な決定的なズレを感じた。
ちゃんと育ててくれなければ科学的にはDNA提供者にすぎねーし。
虐待だので子供を殺す続柄だけの親が溢れてる世の中。
とはいえ、逆に嘗ては親の暴力だって隠蔽されていた筈だ。
正直者がバカを見ない情報化社会万歳だ。
【漫画】銭ゲバ(上下巻 全巻)
