「ポセイドン」 | アニメ、映画、特撮を合法的に無料で楽しむ

「ポセイドン」




カート・ラッセル/ポセイドン 特別版

出だし30分間のメンバー紹介状態が恐ろしくかったるいが、
正に一転、事故シーンから脱出パーティー構成からは相当良い引き込み。

でも、カート・ラッセルの元市長とやらの活躍が中途半端で、リメイクマスター版の「ポセイドン・アドベンチャー」でジーン・ハックマンの牧師のインパクトには勝てない。

兎に角、鼻につくのが、渡るシーンで急ぐのも解るけど、一度に渡りすぎ。
安定した橋じゃないんだし、人間二人乗れば100kgだぜ。

それと、火災シーンで燃料ってのはこれだけでかい船だとガソリンとかでは動いてない。ディーゼル油なのであんなに簡単には火はつかないし、逆に火がついたら火力凄いからあぶられただけで大やけどだ。

でも、想定範囲内だったけど子供の活躍シーンと、脱出ギミックの一つは緊迫感出しつつ理にも適ってて、前作よりもいいアイディアだと思った点もあった。

なんだけど、肝心の転覆した船の脱出だったら最後が重要なので、順番逆じゃね?と。その方がカタルシスも得れただろう。
難関突破して次のってのの繰り返しが単調というか、似たり寄ったりのシーンが続いてる所が映画的にもったいない。

天地逆の脱出ルートとして橋をかけるなどでの横軸移動とフロア移動(この場合、転覆した船の中なので船底へ向けて階を”登っていく”形)と、潜水と火災の繰り返しにならざるを得ないんだけど配分てものがさ。

あまりに蛇足続きなんで最後付近なんてトラブル起きる度に観てるこっちは苦笑い繰り返して、「別にコイツラなんて遭難しようがどうでもいいや」って感じにまで感情移入が薄れた。
所詮フィクション、しかも余計な事やって最後付近がダメなオハナシ。

何よりこういう映画につき物の足手まといと救出シーンもなんか唐突且つ強引なのが多くてダメ。

ガキに「自分でも何でここにいるのかわからない」とかって台詞まで言わせてるけど、そりゃそうだろ、ワープしたとかじゃないとアリエナイ展開だし。
脚本家無能すぎ。最終脱出付近で出番に3人余るからって余計すぎ。
遭難中にガキから目を離した挙句、自分達で何をするでもなく助けを求めるだけの親子。
どんだけモンスターペアレンツなんだよ。

原典みたいな自己犠牲や相互扶助型の作品でなくなってるのは、
欧米人が献身や奉仕ってことより、
結局「自分さえよければそれでいい」って考えになってきてる連中嗜好の証明だな。
ていうか、初っ端一つ目の難関からそれだし、そこでもういきなりウンザリ。
やっぱ連中って信用にはとてもじゃないが値しないよな。

原典「 ポセイドン・アドベンチャー」と、パニック作品2大巨頭のもう一つ「タワーリングインフェルノ」はインターバルで内容忘れかけては何度も見直すくらいに価値がある名作だが、これは1度で十分。


タワーリング・インフェルノ


CGなんて無い時代だが、原典「 ポセイドン・アドベンチャー」は兎に角、超オススメ!


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