「隠し剣 鬼の爪」 邦画のダメさ満載
横で作業しながらの、「ながら」でも見た時間を無駄にしたと凹んだ位、無意味な映画。
この程度の筋書きを描くのなら30分あれば事足りるし、リズムが間延びしすぎで悪すぎ。
近年の時代劇邦画全てに共通する事だが、なんでまともなチャンバラもできない奴らを主軸にしちまうの?
見てくれや、演技が際立ってる訳でなし、プロデュースやプロダクションから起用に対しての変な動きがあるとしか思えない。
しかも、脚本書いたり、映像を撮るに値しないのは一般常識と演出描写力の欠如。
砲術って幕末以前に日本になかったとでも思ってるのかね?
昨今の時代劇でアクションの出来ない俳優に見栄えをさせる踊りの為の一回転剣法だけど、回し蹴り同様、モーションが大きい分、よほど早くないと決まらないし、
視線をずらしたら逆に死角から切り込みに行きますからそんなの通じません。
武士と下男下女とされた人々の格差ってものも描き方デタラメ。
殿様の前だから脳漿が飛び散らないように手を抜いた?
人殺しが仕事のサムライが死体怖がってどうすんの?
射殺後の描写もだから至って変。
片手を怪我して刀を振り回す?!
片手になった段階で日本刀ってのは余程特殊な訓練している人にしか振り回せないほど重いものだよ。
日本刀で突くなり、切れ味を利用するなりで、掠り傷を負わせる目的のヤクザの喧嘩剣法程度ならまだしも、サムライの殺人術には程遠い無理な用法。
後込め銃使ってるって、一気に武器がよくなっちゃってるんですけど。
カメラアングルの関係か、映画後半のセット経費の関係か。
横暴なご家老様の遊んでる茶屋にしちゃ随分とせまっ苦しいとこですね(W
人間6人でぎゅうぎゅうですな(W
しかも、下位のサムライ如きに悪人が何で正直に悪事やった事話すかな(苦笑)
この点がどんなに金かけてリアリズムだのやっても、所詮日本のTVドラマレベルの時代劇と変わんないとこなんだよ。
城の中で銃を持った歩兵の訓練??
日本の城内なんて狭い場所で歩兵訓練なんて意味ねーだろ。
しかも、並べて後ろの兵隊の銃身を下げさせてる。
前の味方の兵隊の頭、吹き飛ばす気ですか?
エキストラ使いたいだけなら経費の無駄。
で、オチ絡み。
だったら事態が悪化する前に、本気で最初から家老の所に行くの止めとけよ。
ご丁寧に提灯に明かりまで入れてやってるってことは、出てけって事ですか?(苦笑)
現代人でも夜中に女性が一人歩きするなら、「今日はもう遅いから」っていって泊めてあげるくらいするのが常識的行動だと思うんですけど。
そういう常識的行動の思考回路が存在しない時点で、
作者達含めて所詮その程度の「偽善」感覚てのがありありと出ちまうわけですよ。
で、多分「隠し剣 鬼の爪」の正体だけど、映画中の描写から判読するに
外傷はないにしろ、速攻下血するはずです(苦笑)
こんなクソ映画に対しても気を使ってネタバレしにくいように批評するのって難しい!
