フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
原題 FAREWELL
制作 2009年
フランス
1時間53分
岡山シネマクレール
監督クリスチャン・カリオン
キャスト エミール・クストリッツア
ギヨーム・カネ
ストーリー
1981年、ロシアのKGBグリゴリアフは、今世紀最大と言われたスパイ事件の首謀者。
(フェアウェル)とはグリゴリエフのコードネーム。
ロシアの一級の機密情報をグレゴリアフは、フランスの技師ピエールを通じて大量に漏らしていく。
彼は自分の身の危険も顧みず、祖国と息子の為に国を変えたいと真剣に思っている。だがあまりに多くの情報流出に彼の身に危険がしのびよる。
感想
30人ほどレディースデーの盛況ぶりにちょっとびっくり。
フランス映画なので、私の知っている俳優はウイリアム・デフォーだけだった。
やはりこういう映画には彼はとっても向いている。
後で調べるとアメリカ大統領役ロナルド・レーガンはフレッド・ウォードでした。
なんか見た覚えがある。レーガンは映画の中で
ジョン・ウエインの映画を見ている。
でも、面白かったのはスパイにも家族があり、息子や不倫相手までいるということ。
何をしているのか知らされない妻は、危険に子供もまで巻き込みたくないと悩、グレゴリエフ自身も苦しむ。
彼の息子が音楽狂で、グレゴリエフが彼の立場を利用して
ウオークマンを手に入れたり
クイーンの音楽を手に入れてやる。
うぃ~ウイルウィ~ウイル ロックユ~♪と
踊り狂う?息子も面白かった。
アメリカ大統領、ゴルバチョフ、ミッテラン等も登場し
映画にその時代のリアリティがある。
もう引き返せない状況まで彼と彼の周囲が陥っていく過程が丁寧に描かれている。
エンディング近くで、自分にとって満足できない父でも
拷問を受け悲惨な顔になった父を見て
抱きつく息子がいじらしかった。
こんなにロシア語とフランス語がごちゃまぜに出てくるのなら
もっと勉強しときゃよかった。