てぃだかんかん 海とサンゴと小さな奇跡
映画の感想
人が死ぬときに後悔する事のひとつは、自分に嘘をついた事ではないかと思う。
ていだかんかん、とは、琉球語てぃだ(太陽)がかんかん照りという幸せを象徴する言葉です。
主人公、金城浩二(映画では健司)は世界ではじめて養殖サンゴを移植し、その産卵に成功した人物で
この映画はその実話です。
学者のバッシング、世間のバッシング、開発業者とのせめぎあい等
一筋縄ではいかない彼の十年間が描かれています。
彼は不器用で、自分の気持ちに嘘がつけず、沖縄にかえったものの借金まみれでした。
主人公を演じた岡村隆史君がコメディアンを封印しいい味を出していました。
主人公がサンゴの移植をお願いする頑固な漁業組合長に國村準。
彼の肝っ玉かあちゃんに原田美枝子さん、彼の妻に松雪泰子さんですが
ふたりが二人とも、岡村君演じるけんじのふがいなさを
ぶっとばす!ガイな女ぶりに客席からは笑い声が。
私は自分だけ楽しむより周囲の人の反応もおかずにして
楽しむので、客席が明らかに泣いて笑ったこの映画は
私にはたまらんなぁ、といういやしの映画でした。
今日、テレビに金城さんご本人が出ていたので書いてみました。