武士の家計簿
ほんの少しねたばれは白
ストーリー
御算用者(経理係)として加賀藩に代々仕えてきたそろばんばかと呼ばれる猪山家の八代目・直之。
しかし当時の武家社会には身分が高くなるにつれて出費が増えるという慣習があり、
猪山家は苦渋の選択を余儀なくされる。
そこで猪山家の面々は、直之のアイデアで
なりふりかまわぬ倹約生活を実行するのだが。
キャスト
堺雅人 猪山直之
仲間由紀恵 その妻 こま
松坂慶子 猪山つね
西村雅彦 西永与三八
草笛光子 おばばさま
中村雅俊 猪山信之
伊藤祐樹 猪山成之
ぎりぎりしか間に合わず
宇多津ワーナーにかけこみ
おお!もう席が前列2列くらいと隅っこしか残っていない
仕方ない、隅でも見たいものは見たい。
みんな良く知ってます。
いつもと違う現実。ミドルエイジのパワー。
感想
よくあの原作から
ここまで脚本をおこしましたなぁ
人間の想像力は偉大です。
石川県で行われた先行上映では
二日間で一万人以上の方が見た映画です。
そろばんの響く音がこの映画を
引き締めていますね。
パチパチ
それも100人以上の侍が真剣に
そろばん侍しておりますと
これはもう、りっぱな真剣勝負です
ナレーターは堺雅人さんではなく
その子供の役をなさった方伊藤祐樹さんです。
堺君(直之役)のインタビューにこうあります。
直之としては、親が死のうがなんだろうが、やるべきことをやらなくちゃいけない、つつがなく葬儀を終えないといけない。個人の感情は後回しなんです。僕は、その姿はやっぱりかっこいいと思っちゃいました(シネマ・カフェより)
生きること、子育て、お仕事にすごく真剣にまじめに取り組む結果
あまりの真剣さと言うか、融通のきかなさで
かえって出世するという運命の皮肉に驚き。
江戸、明治、大正と激動の時代を行きぬいた世代。
価値観が揺さぶられたこの時代に
自分の頭で考え、家族を守ったこのひとりの
そろばん侍に、人から馬鹿と言われようがその生き方に感動した。
脇の草笛光子さん演じたおばばさまは
あまりセリフは多くないのですが
ひょうひょうとしたお人柄が表現され素敵。
まごに鶴亀算の問題を出すのだが
「おまえのお父様は●才でとけたぞ」とか
すごい理数系家族です。
こんな家に育った孫は大変だったろうと
甘い私でも考えさせられました。
大きな立ち回りなどなくても
武士とはここまで厳しいものかと
だらしない自分をちょっくっと反省。
仲間由紀絵さんの美しさにほれぼれし
加賀友禅?の伝統の重みを感じた。
松坂慶子さんの着物のエピソードに
みんな笑いがこぼれておりました。
いいです、なんだかいやしです。
もっと見たかったです。