整理収納アドバイザーとして
一般のお宅の片付けサービスに
伺っております。
訪問して、玄関でクライアント様に
お会いした瞬間、よく言われるのが
「本当に凄いことになってます」
「大丈夫です、そのお片づけで来ております!」
片付け対象の箇所に通されると
意外とモノの量がさほど多くないことがあります。
そんなに言われる程『凄いこと』の印象はないのですが
ただ、やはり、雑然としている印象・・・。
それは、床置きのモノが多い、ということです。
レジ袋、文房具、玩具、おむつ、生理用品(!)、薬
空ペットボトル、本、食べかけのお菓子、レシート
DM、使い終わったティッシュ、ショーツ、衣類etc.
これらは本当に床に直に置くものでしょうか?
床に置いていいのは、家具とゴミ箱しかないのでは?
まず、作業に入る前に、部屋を移動する安全を
確保するために私達がすることは
これら床に落ちていたものを、ダイニングテーブルに
全部置く事です。
床に置いていたらなんとなく『無かったことに』
できますが(本当はできません)、
ダイニングテーブルに載せると
片付けなくてはならなくなります。
本来おむつや生理用品、使ったティッシュ等を
食事をするテーブルに置くのは憚れるのですが
一旦置くと、その『違和感』を感じ易くなり
おむつ置き場やトイレやゴミ箱、所定の場所に
戻し易くなります。
あっという間にダイニングテーブル上のモノが
なくなり、また床にあったモノも無くなります。
これだけで、部屋全体がかなりすっきりします。
1/3以上片付いた感はあります!
引き出しの中や押し入れを整理する前に
まず、床のモノを無くしてみませんか?
そして、まず、意識して床置きを
なくすべき箇所は、廊下や階段です。
地震、火災などで避難する際に
妨げにならないようすべきです。