梅の香りに続いて、「香り」の話。

宇野千代さんの小物商品のなかにお線香とお香があります。
お店にも置かせていただいていますが、この商品を作っているのはテレビCMにも流れている
「青雲」や「毎日香」でお馴染みの日本香堂さん。
この会社は、日本の香り文化を大切にしようということで関連会社に「香十」というブランドもお持ちです。
「香十」は信長が活躍した天正年間に発祥を持ち、430年の歴史があるそうです。

香道自体は、平安時代に始まった香文化が、室町時代・足利義政による東山文化で形づくられたもの。
銀閣寺には香間が設けられ、現代に繋がる「御家流香道」の宗家で公家の三條西実隆公や、
「志野流香道」の祖で武家の志野宗信が集ったそうです。
その弄清亭(ろうせいてい)を模したのが、銀座に出現した「香十庵」。
ここでは香道体験会や継続して香道を学ぶ教室が開かれています。
「きものを着て、日本文化を遊ぶ」という我々「ご縁の会」としても、是非プログラムに取り入れたいと思い、
早速、お部屋を案内してもらいました。

「ご縁の会」事務局長のブログ-香十庵1

お茶席もできる畳の部屋。

「ご縁の会」事務局長のブログ-香十庵2

脚がお悪い方でも、楽に参加できる立礼式も用意されています。

「ご縁の会」事務局長のブログ-香十庵3

今日、案内していただいた御家流香道の金森マリ子さん。
いつもはお着物だそうですが、今日は洋装で。
思ったより気軽に参加できそうで、是非、企画を実現しようと思いました。