※今までの『ブラック(?)な若手』シリーズをご覧になってから、この記事をご覧ください。




前回あんなことが有り、しかも今日は雨が降ったり止んだりしていたので、

彼らは来ないかもしれないと思っていましたが、どうにか1人は来ました。




本当はシフト上では、彼らの中からあともう2人来る筈だったのですが。




どうにか来た1人というのが、

毎回作業中にそこそこのボリュームで既存の曲かどうか僕には判らない歌を唄ったり、

口笛を吹いたり、いきなりイントロクイズをしだしたり、

例の“オレらを裏切った”発言をしたり、とにかく他の同僚(殆ど先輩)をナめた態度をする男なのです。




彼らのリーダー的な人物かもしれません。




そんな厄介な人物ではありますが、今回はお友達(仲間)が一緒に居ないので、

いつものように、そこそこのボリュームで私語をしたり、歌を唄ったり、口笛を吹いたり、

…といったことが無さそうで、耳障りなものが無く作業に集中できるなと思っていました。




が、

よく耳をすましてみると、機械の音に混ざって奴の唄声が微かに聴こえてきました。




お友達(仲間)が居なくても唄うということは、

上機嫌になると唄いたくなるタイプなのか、

歌を練習しているのか、ということなのかもしれませんが、

歌唱力が有るとはお世辞にも言えない感じです。




お友達(仲間)が居る時は、あんなにおちゃらけているのに、

お友達(仲間)が居ないだけで歌のボリュームを小さめにするというのは、

考えようによってはダサいですね。




しばらくしてからまた奴を見てみると、

奴は機械を動かしながらスマホを操作していました。




機械を動かしているというのに、視線はスマホの画面に。




おそらくLINEかゲームをやっていたのでしょうが、

これでは機械のトラブルが起きた時に咄嗟に対応できるとは思えません。




そんな中、奴は途中で機械を止めたので、
様子を見ていると、

スマホの操作に夢中になっていました。




優先順位が逆ですし、

そもそも作業中にスマホを私用で操作すること自体がダメなのですが。




でも忠告したら逆ギレされそうですからね…。




今日も終盤になっても女性達の持ち場の作業量がまだ残っていたので、

全員で手伝わねばならないのは明白なのですが、

その頃になると、奴の姿が見当たらなくなりました。




つまり、また勝手に帰っていったということです。




先日の報復のつもりなのかもしれません。




先日のその、彼らが他の同僚に手伝ってもらえなかったと思っていた件は、彼らの思い込みであり、

今まで、彼らがシフト通りに来なかったり、作業中に勝手に帰ったりしたことで、僕や他の同僚がしわ寄せを食らっているというのに、

彼らは自身達がしていることを棚に上げて、

手伝ってもらえなかったという思い込みで不機嫌になり、報復のような行動をするなんて、

あまりにも滅茶苦茶で、大人気無いです。




手伝ってもらうことばかり考えず、手伝ってあげることも人として大事なのに、

自身達の都合良いようにしか行動しない彼らは社会人失格だと思います。




男として、女性をフォローするのは在るべき姿だと思いますが、

それをせず、幼稚な発想や理屈で頑なにフォローしない彼らは男失格だと思います。