※職場の話。








例のオッサン(※過去の記事参照)は、

僕に対して何ヶ月もずっと勘違いして無駄に怒っていたのだが、

そのことを今年1月に僕が現場責任者に相談したことで、

それ以降、オッサンが僕に怒ってくることはピタリと無くなった。




おそらく現場責任者がオッサンに伝えてくれたのだろうが、

オッサンは、僕に対して勘違いして怒っていた件を一切詫びない。




オッサンが勘違いしていたことは事実だというのに、

それでも僕に詫びないのは、おそらく、

オッサンが“勘違いしていたことを認めていない”か、

“随分と歳下の相手(僕)に詫びたくない”というくだらないプライド…のどちらかだろう。




歳が上というだけで必要以上にプライドが高い人間というのは、

人としての器が小さく見える。




自身に非が有る場合、相手に詫びるのは大人として当然だと思うが、

僕はオッサンに二度と話し掛けられたくないゆえ、

オッサンが僕に詫びたくないのなら、それはそれで構わない。




…と思っていたのに、

オッサンは今日、僕に久しぶりに怒ってきた。




約3ヶ月ぶりだ。




しかも、

前回とは異なる内容で怒ってきた。




だが前回も今回もオッサンは、

自身の物差しだけで考えて僕に怒っている。




今回の内容は、作業後に出入口を閉める件で、

オッサンがその出入口を最後に通ったというのに、

別の出入口を通って帰ろうとした僕に、

「終わったら閉めてってよ!」と言い放ったのだ。




まるで“気が利かないな”と言わんばかりだ。




オッサンが最後に通った出入口を、

別の出入口を通った僕がなぜわざわざ代わりに閉めてやらねばならないのか。




オッサンは僕の雇い主でもなければ上司でもない、

同等の立場である筈なのに、ただ歳が随分上というだけで、

オッサンは自身のほうが上の立場だと思っているのだろうか。




自身が最後に通ったのなら、自身で閉めるべきだし、自身で閉められない状況でもないのに、

なぜわざわざ僕に閉めさせようとするのか。




ゆえに、僕は完全に無視してやった。




去り行く僕に、オッサンは背後から「おい!」と語気を強めに呼び掛けてきたが、

それでも僕は無視してやった。