昼頃、我が家の電話が鳴り、母が出ると、
相手は我が家のかなり近所に住んでいる御夫人(推定六十代)で、
その用件は、
「以前、人から貰ったサイダーをそのままにしてて、それを今見たら賞味期限が今年の3月になってるんだけど、飲めるやろか?」
…というニュアンスの話。
「どうだろうね…?」といった感じで母は返事を濁したようですが、
その電話のあと(10分も経たぬ内に)御夫人は我が家までやって来て、母に実物を見せたようです。
この話の母から聞いた時、僕は、
「子供じゃないんだからさ、普通それくらい自分で判断できるでしょ?(笑)
いい歳した大人がさ、そんなことをわざわざ人に尋ねる?(笑)」
…と、御夫人本人が場に居ないのを良いことにツッコミを入れました(笑)。
御夫人が電話してきた頃、我が家では洗濯機にちょっとしたトラブルが起きていたというのに、
そのトラブルのことを御夫人は知らないとはいえ、
賞味期限を過ぎたサイダーが飲めるか否かを尋ねる為だけに、わざわざ電話したり家に来たりするとは、
御夫人の感覚が僕には理解できません(汗)。
御夫人はしっかりした性格の人だと思いますし、世間知らずでもないと思いますし、
ちゃんと家庭が有って、子供も孫も居て、普通に生活を送っている人なのですから、
賞味期限を過ぎたサイダーが飲めるか否かくらい、自身で判断できることだと思います。
“賞味期限が半年以上も過ぎているのだから、飲む気になれない”と思うのなら、
飲まずに棄てれば良いだけのことですし、
“賞味期限が半年以上過ぎているけど、1口も飲まずに棄てるのは何だか勿体ない”と思うのなら、
飲んでみれば良いだけのことですよ。
飲んだら腹痛等を起こすかもしれませんが、
そこも含めて、自己責任ですよ。
ちなみに、そのサイダーは、
冷蔵庫に入れること無く、箱に入ったまま常温(つまり室温)で保管していたようで、
半年以上も、しかもあの暑かった夏の日々もそのまま保管していたということですから、
黒に近いグレーの状態ですね(苦笑)。
母は「飲んでも大丈夫」とは言っていないと思いますが、
御夫人は余計なことを言う性格なので、
もし母が「大丈夫」と言ったとして、御夫人が飲んで体調を崩そうものなら、
平気で軽く文句を言ってきそうなんですよね(汗)。
近所付き合いって、何気に大変ですよね(苦笑)。