※昨日の記事の続きです。






フンボルトペンギンやコツメカワウソやアメリカビーバーを見たあと、

ついにセイウチのショーの時間になりました。



普段は広めの通路(※館外)になっている場所に、

長方形を作るようにベンチをスタッフによって多数並べられ、

そのベンチに囲まれた部分をステージに見立てていました。



席取りは早い者勝ちなので、僕たちは急いで席に着きました。



すると程なくして、2人の飼育員さん(※進行役)が、

オス・メス2頭のセイウチと共にステージにやって来ました。



僕は初めてセイウチを生で見たのですが、かなり巨大なんですね(驚)。



何という種類のセイウチなのかはメモし忘れてしまいましたが、

体長はゆうに2m以上は有り、体重は数百kg有るであろう巨体です。



飼育員さんが観客に注意事項を述べたのち、ショーは始まりました。



セイウチそれぞれに飼育員さんが1人ずつ付く形でショーが進行していったわけですが、

飼育員さん同士のやりとりや、飼育員さんとセイウチのコンビネーションが、

まるで漫才やコントを見ているようで、常に爆笑の渦でした。



ショーのメインであるセイウチの芸ももちろん面白くて、

ハーモニカを吹いたり、

ボールを一瞬だけ(笑)鼻先に乗せたり、

片手で口を押さえながら「オ゛ホホホホ」と笑ったり、

両手で持ったメガホンに口をあてて「オ゛ォォォォ」と叫んだり、

「ポンッ」という音をさせながら投げキッスをしたり、

頭を両手で押さえながら腹筋をしたり、

飼育員さんの足をずっと叩いていたり(笑)、

…という感じで、面白い芸や感心する芸や微笑ましい芸が繰り広げられました。



中でもスゴいなと思ったのが、

客席から選ばれた女の子がステージに行き、セイウチの首に輪投げをした時のことです。



女の子が投げた輪は飛距離が足りなく、セイウチの手前で落下したのですが、

セイウチは落ちたその輪を口でくわえ、自身の首にヒョイッと掛けたんです。



この行動はおそらく、

輪が落下することを想定して予め練習していたことだったんだなと思い、感心しました。



では記事の最後に、

夜村堂 -ヤムラドウ--SH3H0015.jpg
座っているセイウチの写真を1枚(微笑)。






   次回に続きます。