大麻問題で逮捕され、



解雇処分になった、



元力士・若ノ鵬が、



その反撃(?)として告発した、



角界(←相撲界)での八百長問題は、



ウソだったようです。



八百長とはつまり、事前に口裏を合わせ、



ウソの勝敗をつけることなのですが、



ウソの勝敗をつけていたという告発はウソだった…って、



“何じゃそりゃ”
って感じですね(苦笑)。






ま、僕は元・若ノ鵬が告発をしだした時点で、



“これは誰かに吹き込まれたな”
と思っていましたが、



どうやら僕の考えは当たっていたようです。






元・若ノ鵬が解雇処分になった時に、



事情通かのような人物(←本当に事情通なのか疑わしいですが)が、



「八百長が有ったと告発しなさい」
と言ってきたそうです。



「八百長なんて無い」
と元・若ノ鵬は言ったそうですが、



その人物は、

「そんなことはどうでもいい。とにかく君が告発すれば君は角界にスグに戻れるわけだし、それどころか君はヒーローになれるんだ」
と言い返したそうです。



『角界に戻れる』…その言葉を聞いて、元・若ノ鵬はついつい告発してしまったようです。



そしてその人物は、雑誌『週刊現代』の元・若ノ鵬への取材の橋渡しをし、



取材料の幾らかを得たそうです。






…そう、これは『吹き込んだ人物』が金銭を得るために、



元・若ノ鵬を利用した…、ということになります。






元・若ノ鵬が角界に戻りたい一心で有りもしないことをでっち上げたお陰で、



八百長の当事者として名指しをされた力士たちが、有りもしないことで相撲協会に事情聴取されたわけですから、



ホント迷惑ですよね。






そもそも元・若ノ鵬は大麻問題で解雇されたわけですから、



八百長問題を告発したところで角界に戻れる可能性なんて無いだろうに、



その告発がウソだとなると尚更戻れませんね。



大麻問題を起こしたからダメだというのに、



元・若ノ鵬はその辺をわかっているのでしょうか?







告発はウソだったという旨の謝罪会見をした際、



元・若ノ鵬は『吹き込んだ人物』の名を明かしませんでした。



これだけ角界を掻き乱した人物の名を伏せる意味や必要性は有るのでしょうか?






ま、その『吹き込んだ人物』の名を明かしても、



その人物は既に行方をくらましているかもしれませんが。