今朝、とあるニュース番組を観ていたら、



某県に在る『ハイジ村』にて行うはずだった



『コスプレイベント』が急きょ中止になったそうです。



その理由というのが、たった1本の抗議の電話だとか。



抗議電話の内容は、

「公の場でコスプレをするのはいかがなものか」
というもの。



僕からすれば

“ハァ?”
って感じですよ。



この電話の主はきっと、コスプレの本質的な部分をわかっていません。



「変」
とか、



「気持ち悪い」
とか、



「人様に見せるような物じゃない」
とか、



そういう根拠の無いマイナスイメージしか持っていない人物だと、思います。



『コスプレ』という言葉自体がそう思わせているのかもしれません。



アレは言わば『仮装』です。



どれだけ忠実に近づけるか、どれだけキャラになりきれるかに意味や意義が有ります。



アニメやゲームのキャラの格好をするだけで何がいけないと言うのでしょうか?



それだけでナゼ「気持ち悪い」と言うのでしょうか?



アーティストのライブ会場に行けば、そのアーティストみたいな格好をしているファンがたまに居るじゃないですか。



それと同様ですよ。



言わばキャラやアーティストへの愛の深さの表れですよ。



もはや『コスプレ』や『オタク』は日本を代表する文化の1つですよ。



『コスプレイベント』なんて、海外でもたくさん催されてるじゃありませんか。



しかも『祭り』みたいなノリで。



抗議電話の主は

「公の場で…」
と言っていますが、こういったイベントは特定の敷地内でのみ行われてるんですよ。



住宅地や小学校などで行うわけでもなければ、通りをねり歩くわけでもないんですよ。



ルールやマナーなどを守りさえすればコスプレ自体には何も問題は無いと思います。



抗議電話の主はおそらくモラルうんぬんを言いたいのでしょうが、これはモラルを問う対象ではないと思います。



…全く、この抗議電話の主は心が狭いというか、器が小さいというか、理解力や知識が不足しているというか…。



おそらく、自身はコスプレをしたことも無ければちゃんと見たことも無い、知識さえもロクに無い、頭ごなしな意見しか言えないような人なんじゃないですか?



そんな人に文句や反対意見を言われたくないですよね?



文句や反対意見を言いたければ、相手に関する情報や知識を前もって学習し、自身の意見が本当に正しいのか考えてからにしてほしいものですね。