湯川先生(ガリレオ)ふうに言えば、



「実に面白い」
ってことが起きているようです。









プロボクサーの亀田興毅選手・亀田大毅選手…の両名が現役引退のピンチだそうです。



所属する共栄ジムとの関係に、ヒビが入りかけているとか。



その理由は、どうやら亀田兄弟が

「ジムはトレーニング環境が充実していないからメキシコでトレーニングをしたい」
という申し出をしたそうです。



もしこの話(噂?)が事実なら、『亀田はわかっていない』ってことですね。



なぜなら、以前、亀田兄弟は共栄ジムに所属しているにも関わらず、実父の元で自宅にてトレーニングをしていたことが問題になったからです。



ジムに所属しているなら、ジムでトレーニングするのがルール…というか当たり前です。



『今後もプロボクサーとして、共栄ジム所属のボクサーとして活動したいのならば、父親の元ではなくジムでトレーニングすること』とジムサイドから条件を出され、亀田サイドもその条件を呑んだはずです。



にも関わらず、今回また別の場所でトレーニングしようとしてるなんて…『わかっていない』としか言いようがありません。



亀田サイドは、ジムサイドの話をちゃんと聞いていなかったのか、話の意味をちゃんと理解していなかったのか…。



何にしても、この態度はKYです。



もし、亀田兄弟が無理矢理にメキシコでトレーニングしようものなら、ジムから破門されることは免れないでしょうね。



しかもメキシコといえば、亀田家の三男坊がボクシング修行している地でもあるんですよ。



そこへ興毅と大毅が行こうとしているということは、また『あの男の影』がちらついてきてるような気がします。



『あの男』とは…そう、亀田兄弟の実父。



『父親が介入しないこと』もジムサイドの条件だったのに…。



もし本当に父親が出てきて、亀田兄弟とジムとの問題に介入しようものなら…結局一家揃って『わかっていない』ということですね。



日本で試合をしたいのであれば、日本に在るボクシングジムに所属していることが条件なのですが、あの何かと問題の多い亀田兄弟を拾ってくれるジムなんて他には無いような気がします。



ということは、もし亀田兄弟が共栄ジムを破門になれば日本では試合ができないということです。



例え日本で試合をすることを諦めてメキシコで活動するとしても、僕からすれば恥をさらしに行くだけに思えます。



亀田兄弟は、過去に対戦したランクの低い外人選手をランクの高い選手と偽って試合をしていたり、反則行為が多くて技のバリエーションが少ないわけですから、強者だらけのメキシコに行くのは無謀です。



強くなりたいのであれば、おとなしく共栄ジムで根本から鍛え直すほうが良いと思います。



…しかし…、あの共栄ジムを「トレーニング環境が充実していない」と言うなんて。



共栄ジムは世界チャンピオンをたくさん輩出しているんですよ。



それほどの名門ジムにそういうことを言うなんて、どうかしてますよ。



こういう問題が生じるということは、根本的な性格は変わっていないということですね。



あの謝罪会見は形だけだったということですね。



少し前に大毅が車の追突事故を起こした際に、

「車ってぶつけるもんやん」
と言ってました。



事故を起こさないように安全運転を心がけることが、ドライバーの最低限のルールなんですけどね。



“よくこんなセリフをサラッと言えるもんだ”
と、ある意味感心しました(笑)。



そんな態度をとる大毅と、謝罪会見で憔悴した態度をとっていた大毅が同一人物だとは、とても思えません。









…まぁとにかく、亀田兄弟が今後どうなるのか、ある意味楽しみです(笑)。