今回は、イラストも何も無いので、
昔イラッとした話をしたいと思います。
おととしくらいの話です。
その日どうしても買いたい雑誌が有ったので、
夜中にも関わらず自転車に乗り、ちょっと離れた所に在るコンビニに行きました。
もちろん、自転車のライトはつけて行きました。
目当ての物は無事に買えたので、その安堵感から若干うかれ気味に自宅の在る東へと自転車を走らせていました。
線路沿いを走っていました。
自宅へ戻るためには、その線路の踏切を渡らねばなりません。
踏切に近づいた頃、僕の正面方向(東側)から車が来たので、僕は車の邪魔になってはいけないと、スグに踏切を渡り東へとまた線路沿いを走りました。
すると、先ほど僕の正面へ向かって来ていた車、東から来ていた車が踏切を渡り僕の居る道へと入って来たのです。
説明、わかりますか?
つまり東から来た車が踏切を渡り左折し、東を向いて走って来たのです。
来た方向へ戻る…、Uターンみたいな感じです。
そのあまりに不可解な出来事に僕は、
“これは何かが起きている”
“何かが我が身に降りかかろうとしている”
と直感しました。
これは、田舎特有の輩(やから)かもしれないと、先ほどの『うかれ』はどこへやら、少し怯えながらも走りました。
すると突然、後ろから声が聴こえました。
「そこの自転車、停まってください」
その声は、何やら機械を通して聴こえた感じでした。
“これはもしや…”
と、無視してはいけないことを悟り、自転車を停めました。
そして振り向くと、そこに居たのはやはりアレでした。
白と黒の…、
牛…じゃない。
パンダ…でもない。
だって、てっぺんに赤いのが在るし、それに何より明らかに動物ではなく金属で造られた物だから…。
そう、パトカー…。
そしてその中から出てきたのはやはり、紺色のピシッとした服を来た男性2人でした。
これが…、
これが噂に聞く…、
職務質問…。
通称、職質と呼ばれるモノか…。
いくらやましいことが無くても、さすがにこれは先ほど以上に、まるで子犬のように怯えました。
彼らの威圧感はそれほどスゴいんです。
彼らは僕に近づき、1人がおもむろに僕の顔面を小型ライトで照らしながら、
「こんな時間に何してるの?」
と、もう1人が質問をしてきました。
“あ、最初からもうタメグチなんだ…”
と思いながらも、
「コンビニまで買い物に…」
と答えました。
「家はどこなの?」
と聞かれ、
「○○町です」
と答えると、
「けっこう遠いじゃない」
と言われました。
“え? 何か疑われてるの?”
と更に不安になってきました。
「歳はいくつ?」
と聞かれ、
「二十○歳です」
と答えると、
「あ、そうなの? てっきり少年かと思ったよ」
と言われました。
“確かに時々実年齢より若く見られるけども、とうの昔に成人してるよ”
と心の中でツッコミました。
「じゃあ身分を証明できる物は有る?」
と聞かれましたが、お恥ずかしい話、免許を一切取得していない僕は、
「免許を取得していないので、生年月日の書かれた会員証しか有りませんけど…」
と答え、見せると、
「なるほど…。はい、いいよ」
と会員証を返してくれました。
この時、今までで一番、免許が欲しいと思いました。
「普段は何をしてるの?」
と聞かれ、
「○○○で○○○のバイトをしてます」
と答えると、
「それじゃ稼ぎが少ないんじゃない?」
と言われました。
“余計なお世話だ”
と思いながらも、いつ解放されるのかを気にしていました。
すると、それまでライトで僕を照らすことに徹していた警官が、
「免許とか無いの?」
と聞いてきました。
面倒くさい気持ちになりましたが、もう一度説明しました。
“あんたらが呼び止めて質問してきてるんだから、話はちゃんと聞ききなよ”
と、また心の中でツッコミました。
そして、質問ばかりしていたほうの警官が、
「その自転車、君の?」
と、今までとはテイストの違う質問をしてきました。
“それが本題だったのか”
と思いながらも
「はい」
と答えると、
「妙に新しいよね」
と言われました。
確かに、買って数ヶ月の自転車でしたが、
“何もそんな言い方しなくても…”
と、だんだん腹が立ってきました。
そんなこんな(?)で、どうにか解放はされましたが、何だかこちらにだけモヤモヤが残った感じでした。
僕を怪しいと思ったかどうかは別として、もう少し質問の仕方を改めたほうが良いのでは、と思いました。
…以上です。
僕の長い愚痴を読んでくださってありがとうございました。
m(_ _)m
昔イラッとした話をしたいと思います。
おととしくらいの話です。
その日どうしても買いたい雑誌が有ったので、
夜中にも関わらず自転車に乗り、ちょっと離れた所に在るコンビニに行きました。
もちろん、自転車のライトはつけて行きました。
目当ての物は無事に買えたので、その安堵感から若干うかれ気味に自宅の在る東へと自転車を走らせていました。
線路沿いを走っていました。
自宅へ戻るためには、その線路の踏切を渡らねばなりません。
踏切に近づいた頃、僕の正面方向(東側)から車が来たので、僕は車の邪魔になってはいけないと、スグに踏切を渡り東へとまた線路沿いを走りました。
すると、先ほど僕の正面へ向かって来ていた車、東から来ていた車が踏切を渡り僕の居る道へと入って来たのです。
説明、わかりますか?
つまり東から来た車が踏切を渡り左折し、東を向いて走って来たのです。
来た方向へ戻る…、Uターンみたいな感じです。
そのあまりに不可解な出来事に僕は、
“これは何かが起きている”
“何かが我が身に降りかかろうとしている”
と直感しました。
これは、田舎特有の輩(やから)かもしれないと、先ほどの『うかれ』はどこへやら、少し怯えながらも走りました。
すると突然、後ろから声が聴こえました。
「そこの自転車、停まってください」
その声は、何やら機械を通して聴こえた感じでした。
“これはもしや…”
と、無視してはいけないことを悟り、自転車を停めました。
そして振り向くと、そこに居たのはやはりアレでした。
白と黒の…、
牛…じゃない。
パンダ…でもない。
だって、てっぺんに赤いのが在るし、それに何より明らかに動物ではなく金属で造られた物だから…。
そう、パトカー…。
そしてその中から出てきたのはやはり、紺色のピシッとした服を来た男性2人でした。
これが…、
これが噂に聞く…、
職務質問…。
通称、職質と呼ばれるモノか…。
いくらやましいことが無くても、さすがにこれは先ほど以上に、まるで子犬のように怯えました。
彼らの威圧感はそれほどスゴいんです。
彼らは僕に近づき、1人がおもむろに僕の顔面を小型ライトで照らしながら、
「こんな時間に何してるの?」
と、もう1人が質問をしてきました。
“あ、最初からもうタメグチなんだ…”
と思いながらも、
「コンビニまで買い物に…」
と答えました。
「家はどこなの?」
と聞かれ、
「○○町です」
と答えると、
「けっこう遠いじゃない」
と言われました。
“え? 何か疑われてるの?”
と更に不安になってきました。
「歳はいくつ?」
と聞かれ、
「二十○歳です」
と答えると、
「あ、そうなの? てっきり少年かと思ったよ」
と言われました。
“確かに時々実年齢より若く見られるけども、とうの昔に成人してるよ”
と心の中でツッコミました。
「じゃあ身分を証明できる物は有る?」
と聞かれましたが、お恥ずかしい話、免許を一切取得していない僕は、
「免許を取得していないので、生年月日の書かれた会員証しか有りませんけど…」
と答え、見せると、
「なるほど…。はい、いいよ」
と会員証を返してくれました。
この時、今までで一番、免許が欲しいと思いました。
「普段は何をしてるの?」
と聞かれ、
「○○○で○○○のバイトをしてます」
と答えると、
「それじゃ稼ぎが少ないんじゃない?」
と言われました。
“余計なお世話だ”
と思いながらも、いつ解放されるのかを気にしていました。
すると、それまでライトで僕を照らすことに徹していた警官が、
「免許とか無いの?」
と聞いてきました。
面倒くさい気持ちになりましたが、もう一度説明しました。
“あんたらが呼び止めて質問してきてるんだから、話はちゃんと聞ききなよ”
と、また心の中でツッコミました。
そして、質問ばかりしていたほうの警官が、
「その自転車、君の?」
と、今までとはテイストの違う質問をしてきました。
“それが本題だったのか”
と思いながらも
「はい」
と答えると、
「妙に新しいよね」
と言われました。
確かに、買って数ヶ月の自転車でしたが、
“何もそんな言い方しなくても…”
と、だんだん腹が立ってきました。
そんなこんな(?)で、どうにか解放はされましたが、何だかこちらにだけモヤモヤが残った感じでした。
僕を怪しいと思ったかどうかは別として、もう少し質問の仕方を改めたほうが良いのでは、と思いました。
…以上です。
僕の長い愚痴を読んでくださってありがとうございました。
m(_ _)m