僕は最近、非常に気に入らないことが有ります。



それは、とある所で開催された祭『蘇民祭』のポスターに関すること。



ニュースを見たことが有るかたなら内容をご存知かと思います。



その祭は、小さな木々(?)が入った袋を刃物で裂き、その木々を大勢の男性が取り合います。



その木々を手にした人たちは良しとされるようです。

具体的にはわかりませんが。



祭に参加する男性は皆、裸にふんどしという姿です。



この祭のポスターは参加者男性の姿(裸にふんどし)をカメラマンが撮影した物を採用し、毎年色んな場所に貼られるわけですが、



今年、某鉄道会社がそのポスターの掲示を拒否したそうです。



理由は、
「不快感を与えるかもしれない」
「セクハラになるかもしれない」
等々。

さも未然に防いだかのように。



僕はこの対応に呆れました。



その祭は、
祭の参加者男性は、
ポスターは、



不快感を与えたりセクハラをするためにしているわけではありません。



なのにこの対応。

僕からすればこの対応を決めた人たちは考えすぎです。



考えすぎ…、そう思いたかった。



でも実際、ニュース番組で、街頭で色んな世代の女性にポスターの印象をインタビューしたところ、



「イヤだ」
「気持ち悪い」
「何だかやらしい」
「貼らないほうがいい」
といったニュアンスの回答が目立ちました。



僕はこの回答にも呆れました。



こういう考えになる女性はバカだと思います、ハッキリ言って。



そういうことを言う女性は、本質を見ていない。

いや、見れていない。



体格の良い、ヒゲと胸毛の有る男性が裸にふんどし姿になってるという点でのみ肯定か否定かを判断している。



レベルが低すぎる。



こういう考えや回答をする女性は大概、イケメンが全く同じ格好をしていたら大賛成するはずです。

食いつくはずです。



裸にふんどし姿で参加する祭には、参加者男性のルックスも大事なのですか?

資格でも要るのですか?



祭で大事なのはルックスではありません。

内容です。
心意気です。
臨む姿勢です。



そういうことがわからない以上は、『真の日本人』としては失格です。



伝統の有る行事を、こんなくだらない考えで台無しにするなんて、日本人では有りません。



日本人というのは、『心』を重んじる民族だと僕は思ってます。



くだらない考えを持った人たちが目を覚ますことを祈ってます。



このポスターに関して、とある女性コメンテーターが、
「ポスターの男性には威圧感が有り、(女性を)襲うかのような雰囲気が有るから良くない」
的なことを言ってました。



この人もまた本質を見れていません。



この人はスグ何かとなると『男尊女卑』を引き合いに出してきます。

そういう次元の話では無いというのに。



こんな人がメディアで意見を述べるなんて、どうかしてます。



日本は本当におかしくなってしまいましたね(悲)。



あ、反論は要りませんから。