小糸、
号泣(T▽T;)
久しぶりに
感動で泣きました(*゚ー゚*)
染さま・・・
染さま・・・
本当に
おめでとうございます
――――――――――――――――――――――――――
えー
異様なテンションで始めてしまいましたが
観劇レポ、参ります(笑)
残念ながら初日には行けませんでしたが・・・
2日目
こんなに初日近くに行ったのは染さまのけがからの復帰公演以来かも
今回は
3階東での観劇ですγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ
やっぱ
染弁慶をガッツリ見るなら東
出から飛び六方の引っ込みまで全部見たいですからね('-^*)/
富樫が見えるか不安でしたが・・・
見えました
ただ・・・
太刀持金太郎くん(あ、音若だったw)が全然見えな――い
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前置きはこのぐらいにして~
いくつかポイントを絞ってレポへレッツゴー
①染五郎丈の気合い
書くまでもないことですが
ハンパない
ビンビン伝わってきます・・・
千穐楽まで倒れないでくださいね(^_^;)・・・と心配になるぐらい
でもその分
観客の目は釘付けです
②染五郎上の声の出し方
御本人もおっしゃっていらっしゃりましたが
お声の質にお悩みとのこと・・・
でも
今回は違う∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ホントです。
「いかに弁慶・・・」からの流れの
第一声
「やあれ暫く、御待ち候へ。・・・」
を聞いたとき
え今の、ホントに染さまのお声Σ(・ω・ノ)ノ!
ビックリ仰天。。。
途中、いつものお声に戻られてしまう瞬間もありましたが
ホントに、お声の出し方が違う。
太いです。
深いです。
③“動”の弁慶
染さまの弁慶を一言で言うなら
私的には
“動”の弁慶。
良い悪いではなく、印象です。
声を張り上げたり
富樫を威嚇するときの
体の反りがすごく大きい
何となく動きが出てくるんです
あと
足拍子が大きくてキレッキレ。
④幸四郎富樫と染弁慶のセリフ劇
富樫が勧進帳をのぞこうとして
キッ(`・ω・´)と正面を向く弁慶。
・・・からの
天地の見得
のところといい、
息ぴったりのお二人。
富樫に質問攻めにされるあのセリフ劇もお見事です。
役者さんによって(といっても私は團十郎・幸四郎・吉右衛門・海老蔵丈でしか弁慶を見たことがない泣)
掛け合いのスピードの上がり方、全く違いますよね
今回は何ともスムーズ
見てる私も自然と台詞に引き込まれてしまう・・・
絶妙な掛け合いでした(^O^)/
⑤打擲の場面
義経を打ち据える弁慶。
私の中では勧進帳bestシーン5には入るところですが(笑)
3段階で打ちます。
3回目で義経の傘の左側をスコーンと打つわけですが・・・
染さま、動きが速い(ノ゚ο゚)ノ
これもいい悪いではなく、そういう印象でした。
1・2・3ではなくて
123・・・という感じ。
はい
なんか細かくてすみません
⑥富樫の涙
何度見てもグッとくる
富樫の涙のシーン。
あ、正確には涙をこらえるシーンですが(笑)
幸四郎丈の絶妙な表情
台詞ないのに何でこんなに感情がビシビシ伝わってくるの・・・(〃∇〃)
必見です
ぜひオペラグラスでどうぞ
⑦弁慶と義経の距離
ひたすら義経に申し訳ないと謝る弁慶
そっと手を差し出す義経
≧(´▽`)≦
もちろんベストシーンですけれど
今回はちょっとお二人の距離に注目
かなり近い
私の今までの記憶では
かなりお二人が遠くにいらして
「ここは、舞台上では遠いですが、本当は目の前に向かい合っている、とお考えください。」
・・・とイヤホンガイドで言われた覚えがあるのですが~
吉右衛門義経が、謝る染弁慶に寄るところ。
歩数が多い気がしました
手を伸ばせば
もう少しで届きそうなぐらいの位置まで寄っている
それだけ、
義経と弁慶の精神的距離が近いとも見える感じ
⑧上品な酒飲み
お酒を飲みまくる場面。
染弁慶、上品です
もちろん豪快さが一番出ているのですが
「それ、こぼれるんじゃない?」
と全く心配にならない上品さです(^~^)
表現が抑え気味なんじゃない?
という感想を持たれる方もいらっしゃるかも。
⑨後見の廣太郎丈
弁慶の後見、なんと廣太郎さん
染さまに扇子を渡すところなど
タイミングは絶妙(´∀`)
もちろん後見ですから目立ちませんけど
必見です
染弁慶が踊っている間、
すごく真剣な表情で凝視してました
ああやって見て学ばれるんだなぁ・・・
役者さんてやっぱりすごいですね
⑩やっぱり飛び六方
言うまでもありませんが(笑)
幕外からの
富樫への御礼の会釈
ホッとした表情
・・・からの
飛び六方
まばたき禁止です
もう・・・
幕外になったあたりから
涙が止まりませんでした。
:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
41年越しの想いの詰まった
弁慶。
それを感じずにはいられません
大向こうさんから
ひっきりなしにかかるお声
「いいぞ!!!」
「七代目!!!」
「染五郎!!!」
「染高麗!!!」
「高麗屋ぁぁぁぁ!!!」
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以上、
だいぶ冷静さを欠いております
はい
自覚してます
私の独断と偏見によるレポでした
ちなみに
私の隣に座っていらしたご婦人も
最後は号泣されてました(T▽T;)
「感動したわねぇ・・・泣」
「ええ、もうホント泣けてきちゃって・・・」
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では
鈴ヶ森とすし屋は次回