安藤忠雄さんが、建築家で12年ぶりに文化勲章を受賞されましたねぇ。
って、文化勲章ってなんだ?
なんかスンゴイものなのは、わかるんだけど・・・。
説明しよう!
「文化勲章」とは、芸術を始めとする文化の発展・向上に尽力(ジンリョク:ある目的のために力を尽くすこと)し、著しい功績を残した功労者に授与される勲章。
へぇ!
ちなみに12年前の1998年度に受賞した建築家は、芦原義信氏。
建設通信新聞には、『環境との調和に重点を置いた「住吉の長屋」や「ピューリッツァー美術館」などの国際的な作品群、自然環境再生を目指す「瀬戸内オリーブ基金」などの社会貢献活動、国内外での教育活動といった多岐にわたる活躍で・・・』って書かれてるんだけど、「住吉の長屋」って環境との調和に重点を置いてるの???
安藤さんは「住吉の長屋を手掛けてから、人間の生活環境や自然との関係を考えて仕事をしてきた」って、おっしゃってるんですよね。
ってことは、環境との調和に重点を置くキッカケにはなってるかもしれないけど、置いてはないよね?
うーーーん。
後で本読むわ。
(現在、安藤忠雄氏の「建築を語る」を読んでる最中)
まぁ、あげ足とりは止めて、話を戻すと・・・。
安藤さんの自然や環境に重点を置いた作品群は「建築を通じて社会と対話し、建築文化を広めた」と高く評価されたわけなんですよね。
確かに。確かに。
建築文化は広まってますよね。
私なんかでも「打ちっ放しだ」、「安藤忠雄だ」って言ったら知ってたくらいだからw。
っていうか、もっと言うなら、打ちっ放しの建物があったら、「これって、安藤忠雄?」って名前が、ぜーんぜん建築なんて知らない人からでもサラリと出るくらいだから。
建築を通して社会と対話し・・・か。
社会と・・・なぁ。
今の社会は、「自然」「環境」に注目していて、それに対して、地中美術館とか、来年3月に竣工する東急大井町線上野毛駅や東急東横線渋谷駅、表参道ヒルズのプロジェクトも、資源の効率活用や省エネルギー化を図っているっていうところか。
うん。
この辺は、もう少し勉強しないとな・・・。
っていうか日本政府は、極端な話「もう箱ものはいらない」なんて言ってるそうですが、ぶっちゃけ、日本政府ってヤツは、未だに海外での評価が高いってのに弱いよね。
何が言いたいかっていうと、安藤さんって「逆輸入人」じゃないですか?
打ちっ放しってのが、日本で評価されず、海外でまず評価された。で「おっ。あれってスゴいのか?!じゃあ、日本でも・・・」みたいな。
おっと、話がまたヨコミチに逸れてるな・・・。
安藤さんは「日本の建築技術は素晴らしい」と、しかし、
「今の建築業界は危機に面している。未来の建築はどうあるべきかを今こそ建築と社会との関係性について考えていかなければならない」と指摘されてます。
そして「安全・安心で、快適に暮らせる都市構築を目指していけば、日本の国際的な存在価値が見直される」と。
また「日本から世界に向けて文化を発信し、見た人に『あんな建築のつくり方、都市のつくり方、自然に対する考え方があるのか』と、知的好奇心をかきたてるような刺激を与えていきたい」と。
安藤さんって、日本大好きなんですね。
私だったら、最初の最初の日本で認められず、海外で評価された時点で、パーンって海外行ってるかもw。
まぁ、私の話は置いといて・・・。
安藤さんがいう、都市構築をシッカリすれば、日本の国際的な存在価値が見直されるっていうのは、私的解釈をすると、建築によって都市構築をシッカリし、建築の分野から国際的に認められれば、日本政府も「箱ものいらない」なんて言わんだろうってことかな。
ほれ。
やっぱり日本政府は、誰かの評価のもとでしか良いものを判断できないんじゃないかと言われてるようなもんじゃんね。
(って、言い過ぎ?)
都市構築から建築を見直させる・・・。
これって、ひょっとして藤村龍至さんの考えとリンクできたりするのかな?
もしそうなら、私がひとつ引っかかるのは、
建築と社会→快適な都市構築→日本の国際的な存在価値の見直し→日本政府の建築に対する姿勢の見直し
の中に、人間って、どれくらいの価値で位置づけられてるんだろうってこと。
藤村さんは「人をコンテクストだと考えるんではなく、人も含めてコンテクストだ」とおっしゃってた気がする・・・。
私は未だに、その考え方には、素直に首を縦に振れないのだ。
この辺は、次回UPしようと思っている藤村龍至さんと難波和彦さんの対談の中でも考えていこう。
安藤さんの話に戻すと、安藤さんは「まだまだ現役で仕事に力を入れていき、仕事をするからには建築家を志した当時の“青春”そのままの感性で頑張りたい。」「建築を通じて次代に『好奇心から新たな独自の世界を築いていく創造力を身につけるべきである』というメッセージを発信していきたい」と目標を語られたそうです。
好奇心!
そうだよね。
「なんでこうなってるんだ?」から「すごいなぁ・・・」で終わるんじゃなくて「私だったらこうするな。」の展開が必要なんだよね。
でも、安藤さん。
あなたの作品の中に入ると「すごいなぁ・・・」「なんでこうなってるんだ?」で、「すごいなぁ・・・」に戻っちゃいますよw。
とにかくとにかく。
安藤忠雄さん、おめでとうございます。
これからもご活躍されるのを楽しみにしております。