「あなたに出会えてよかった」

そう“腹から”思えた日でした。

2人で会社を立ち上げ、
30年間、苦楽を共にしてきた主人は
一昨年、亡くなりました。

振り返れば正直、
しんどかった。

好きだった仕事も、
いつしか“こなすだけ”になり、

不平不満ばかりが募って、
その矛先は主人へ向いていました。

けれど主人が亡くなった後、
今度は主人の立場を味わうことになり、
さらに苦しくなったのです。

そんな中、
知人がコーラスで出演するとのことでお誘いを受け、
高橋晴美さんの「愛のコンサート」へ足を運びました。


一曲目が始まった瞬間から、
涙が溢れて止まりませんでした。

嗚咽しそうになるのを
必死でこらえるほど、
胸の奥に響いたのです。

演奏の音色と歌詞の言葉から、
亡き主人の愛を感じました。

そして同時に、
亡き両親からの愛情も
感じることができたのです。

私は、
こんなにも愛されていたんだ。

主人は、
こんなにも大切に想ってくれていたんだ。

頭ではなく、
初めて“腹に落ちた”感覚でした。

「あなたに出会えてよかった」

その想いが、
自然と込み上げてきたのです。

この気持ちを導いてくださった
高橋晴美さんの愛あふれるコンサートにも感謝。

ありがとうが、
胸いっぱいに広がった
忘れられない時間となりました。

父が昔描いてくれた、
母と幼い頃の私の絵。


今見ると、
あの頃からずっと、
私は愛されていたのだと感じます。

ありがとうは、
失ってから気づくこともあるのかもしれません。

でもその想いに気づけた時、
悲しみだけだった記憶が、
少しずつ“愛された記憶”へと
変わっていくのを感じています。

もし今、
大切な人を想いながら、
言葉にできない気持ちを抱えている方がいたら、

あなたの想いも、
少しずつ一緒に形にしていけたらと思っています。

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