調査のために訪れた長野。

あっという間の3日間でした。


今日、私は宮城県に戻らないといけません。(明日からは仕事が待ってます。)

お昼に長野を出発すれば、夜には宮城に帰れるということで

最後に、善光寺を見てきました。


昨日は晴れていたんですが、今日は雨。

善光寺に到着する頃には、雨が止んでいましたが

今にも空が落ちてきそうな、どんよりとした曇り空です。


善光寺の裏側に車を停めたので、途中お庭を見ることができました。


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久々の日本庭園。

こういう庭を見るたびに、日本人の空間の生かし方、季節を意識した繊細さを感じます。

私にとって、日本に生まれて良かったなあと思える瞬間の一つです。

そろそろ、京都のお庭も見に行きたいなあ・・・。


実は、私はお寺が苦手。

でも、観光地化されたお寺は大丈夫なので

きっと善光寺も大丈夫だろうということで行ってみました。 結果、大丈夫でした。


パワースポット(ブームはまだ続いているのですか?)として、善光寺も有名らしいですが

本当にただの観光地じゃない、並みのお寺じゃない神々しさを感じました。


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善光寺の内陣は撮影禁止のため写真はありませんが、本当に素晴らしかったです。

(外観も本来は撮るべきものではないと思います。 と言いつつ、撮っていますが・・・。)


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内部に、「お戒壇(おかいだん)めぐり」という、

ご本尊が安置されている瑠璃壇下の真っ暗な回廊を右手でずっと探って進み、

極楽の錠前を探るという場所がありました。


私はこちらをいたく気に入り・・・1回では飽き足らず、連続4回も回ってしまいました。

(数が悪いから5回にしたかったけれど、さすがにやめました。)


人が少なかったということもあり、その空間に入っているのは自分だけ。

一人で入ると恐怖感があり、手が壁から離れたらどうしよう、迷ってしまうんだろうか

誰か探しにきてくれるのだろうか?という不安もよぎるのですが

真っ暗闇で周囲が見えない分だけ、他の感覚が研ぎ澄まされていくんです。

その感じが、たまらなく好きでした。


壁に触れる指先(触覚)、聴覚の働きが、普段と全く異なります。

脳の働きも、異なっていたように思います。

一瞬だけ異世界に飛んだような感じ。

信じられるのは自分だけ、という思いもしました。


最後に明るくなってきてホッとするんですが、

なぜか、現実世界に戻ってしまうことにがっかりする自分もいました。

もっと長い、暗い迷路でもいいかも。

また是非、暗闇体験してみたいです。


その後、内陣の畳に座って、来迎二十五菩薩像とご本尊ををじーっと見つめて過ごしました。

お寺が苦手というわりに、想像していたより長い時間過ごしたように思います。

でも、もうちょっといても良かったかなあ?

時間に制限がなければ、一日いられそうな気もします。


朝食がまだだったので、おやきを買って食べました。


車まですぐそこ、という時に、パラパラと雨粒が落ちてきました。

ホント、今回は雨が降っていても、車から降りて歩いている間は雨が止んでいました。

昨日は晴らしていただいたし。

晴れ女だと思っていたけれど、こんなにも晴れ女だとは思っていませんでした 晴れ

有難いことですね。


その後、帰路に着きました。

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東松島市に到着したのは、20時頃。

途中チームメンバーから、別なプロジェクトの企画書の件で連絡が入り

家に帰る前に、ファミレスで合流しました。

そのため、帰宅したのは22時過ぎでした。


翌日は仕事。

予想はしていましたが3日間休んだので、私を待ちかねていたように書類が山積みされていました。

(でも頑張ったので、8割方は当日中に処理完了 チョキ

翌々日以降、8/27(土)・8/28(日)は大曲の花火大会と、ゆっくり休む暇がありませんでしたが

とっても充実した一週間でした。


私にとって、長野・山梨はやはり特別な場所なのだと、改めて思いました。

「ここに住みたい」と思う土地は、なかなかないのですが

長野はそんな数少ない場所の一つです。

空気の流れが全然違うんですよね。

(東松島市も田舎だから空気は良いですが、根本が異なるように思います。)

いつか、ホントに住みたいなあ。 


そして、今回の調査がどう進展するのか?

とってもワクワクします。