こんにちは!うらです。

 

漫画家を目指した理由、

小学生編3です。

 

 

そんなこんなで、

 

私は絵がまあまあ上手いけど

世の中には到底及ばない人たちがいて

そこと比べたら私はそうでもない

 

という悲観的な自意識が生まれました。

 

 

今考えると、

全国基準で上手くなきゃ

才能がないなんて

かなりストイックな考え方してますね笑い泣き

 

 

この時には漫画がかなり好きだったけど、

「漫画家になれるような才能はない」

と、すでに思っていました。

 

 

 

今の自分が客観的に分析するなら、

 

観察力があるからこそ、

他の人の作品のいいところや

どれだけすごいかがわかってしまい、

現時点の自分と比べて自信喪失。

 

っていう、

なんとも勿体無い子どもでした。

 

 

 

 

 

 

それでも絵を描くのは楽しくて、

描けば描くほど上手くなるから

よく描いていました。

 

特に漫画が私のバイブル。

漫画の模写が多かったです。

 

・北斗の拳

・サバイバル

・漂流教室

・ナルト

・ブリーチ

・ミルモでポン!

・銀魂

 

小学生の頃読んでいたのはこの辺り。

前半の渋い漫画は父のものです。

ジャンプ系は兄弟からの借り物。

少女漫画も少しですが読みました。

 

特に銀魂は小学校5年生の時に出会い、

初めて自分で好きになった漫画です。

 

 

 

 

 

思えばこの頃の私は、

漫画1冊読むのに一時間以上かけていました。

 

ストーリーを見て、

一コマ一コマの絵を見て、

コマ割りを見て、

吹き出しを見て、

効果音を見て、、、

 

何ページか進み、

いいシーンがあったら

また戻って・・・

 

一つ一つ頭の中でなぞって

咀嚼して読むのが当たり前でした。

 

 

 

 

ストーリーももちろん好きで

心を動かされるんだけど、

 

キャラクターの表情とか

コマとか吹き出しとか効果音とか、

漫画特有の表現が好きで、

 

ノートに

キャラの泣き顔だけ描いたり

(描きながら本当に泣いてた)

コマ割りだけ描いたり

吹き出しの練習とか

効果音の練習とか

 

「そこ?」ってところに凝っていました。

 

 

 

実は私が今漫画を描けるのは、

この頃のおかげです。

 

出張編集部に持ち込みにいった時、

「初めてちゃんと描きました」

と言うとめちゃくちゃ驚かれました。

 

「なんでいきなり描こうとして描けるの?」

って聞かれた時に、そういえば・・・

と思って、上のエピソードを思い出したのです。

 

 

 

 

当時はただ好きで夢中になって

描いていただけですが、

それが私の挑戦の土台を作ってくれました。

 

何が何に繋がるかなんてわからないですね。。

 

 

 

 

ただ、凝ったコマ割りとか

印象的なシーンが好きすぎて、

自作の漫画は大体いつも

4ページくらいで終了。

 

ストーリーを考えて長編を書くことに対する

興味はこの頃からあまりなかったようです。

 

 

続く